戻った あかんべぇー
クランプ処理のあと、貧血を回復させる為に何回か輸血があったが十二指腸からの出血
が止まった事で血液検査の値は日増しに良くなって行った。(5/6)
最初は白っぽくて血色がなかった下瞼の裏側部分あかんべぇーにも赤みが戻って来た。
こんな事ならもう少し早くクランプをしていれば、輸血の数も減っていた事だろう。
輸血をする時には承諾書にサインが求められた。 日本赤十字社は献血で集まる血液を
十分な検査と管理のもとで患者に提供しているが万が一、A型・B型・C型の肝炎更には
HIV(エイズウィルス)に感染しても当局は一切関知しないと言う内容である。
たぶん大丈夫だとは思っていても気持ちのいいモノではない。 感染検査は退院後3ヶ月
して実施されるとの事だが、また新たな病気に掛からない事を祈りたい。
この頃、肝膿瘍は落ち着きを見せており、ターゲットは腸腰筋膿瘍に絞られていた。
腰の痛みが一向に治まらない事から抗生剤が菌に合っていない事も考えられ、菌を特定
する検査処置が行われた。 腸腰筋にドレナージして菌を抜き取る処置であったが結果は
足を動かす神経に針が触れて一時的な痺れを与えただけで、目的の菌は取れなかった。
結局、菌の種類が特定出来ないままこれまでと同じ抗生剤の点滴を続ける事になった。
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