激痛のCT検査
今回の入院中、検査と処置結果の確認にはCTとMRIが頻繁に使用されている。
現在までに、MRIは1回だけだが、CTでは7~8回ぐらいの検査をしている。
CTはレントゲンと同じ様にX線を使用するため患者の被曝量を考え最低でも1週間以上
間隔をあけて使用する事になっている様で、それだけでも長期間入院している計算だ。
CTの撮影自体は至って簡単で、台に横たわり機械の指示通り息を吸って止めていれば
良かったが、CT室まで移動搬送されるのが私にとっては地獄の苦しみであった。
なぜなら、少し体を動かすだけで腰の部分に激痛が走る様な状態だったからである。
CT室までベッドのままで行っても、ストレッチャーに乗って行っても結局CTの寝台に乗り
換える時に大変な事になった。 これが造影CTとなると更に余分の苦痛が加わる。
造影剤は大型注射器よりも更に多目の液量を一気に静脈に注入する。
撮影中、造影剤が入ると体全体がカッと一瞬熱くなるので注入されたのがよく判る。
それだけならさほど問題ないが、病室に帰った頃に疲労が来て、食欲が無くなってしまう
のが嫌である。 今から思えばCT撮影は今回の入院中一番の難敵だったかも知れない。
ちょっと一服①
CTの正式名はコンピュータ断層撮影装置(Computed Tomographの略称)
放射線を利用して物体を走査し、コンピュータを用いて処理することで物体の内部画像を
構成する機器の事。だそうです。
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