そろそろ使おうか?
急須の話しで思い出したが、オヤジの家には幾つかの中国急須が眠っている。
昔からの仕事がら、台湾や香港、中国などで手に入れた物で、日用品から美術品と
は行かない迄も、少し値が張って使うのがもったいない装飾品に近い物まである。
何処の国にもそれぞれ「茶道」があり、その作法通り入れたお茶は美味いと言いたい
ところであるが、確かにそれも要素の一つには違いないが正直なところ試飲させる時
に振る舞うお茶は、極めて高級で良い茶葉が使われている事を忘れてはいけない。
特に台湾の烏龍茶がそうだ。 中国系のお茶はピンキリで日本とは比べ物にならない
ほど上下差があって、上限価格は我々では考えられないほど高価なお茶がある。
ツアー観光では、お土産物紹介でお茶屋さんに連れて行く事が多いが、そんな場所で
試飲させるお茶に感動して買って帰る人は多い。 しかしいざ買って日本に帰って来る
と首をかしげる事も多いので、お茶を買う時には注意が必要だとオヤジがお馴染みに
なった台湾のお茶屋自身が話してくれた事がある。
そんなお茶や茶器であるが、会社勤めの間はこれまでゆっくり使った事が無かった。
茶壺と呼ばれる急須に美味しい烏龍茶を入れ、最初の一杯は細長い聴香杯で香りを
楽しみ、茶海に貯めたお茶を小さな茶杯に注いでゆっくりと味わって見たい。
そろそろ、そんなゆったりした時間を作って見たいと思っているオヤジである。
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