故郷は桜が満開
休日に雨の合間をぬって太陽が顔を見せた。
徳島の桜はここで見なければもう終わりだ、とばかりに徳島城址に出掛けた。
今は徳島城公園となっているこの場所は昔から徳島市内の花見処でオヤジが子供の
頃にはよく家族や親戚で花見弁当を広げた場所である。
その頃とは違うのは徳島城の御門の1つであった「鷲の門」など新しく建て替えされた
モノがある。 子供の頃に煙をはいていた蒸気機関車も今では標本の様になって公園
の一角を陣取っている。 豊臣秀吉と尾張の矢作川で出会いその後阿波藩主となった
野武士の統領蜂須賀小六家政の銅像も新しい。 しかし推定樹齢600年のクスノキや
城山の貝塚など大昔からこの地を見続けて来たモノも多く、小便小僧の塔など久々に
見るととても懐かしいモノもある。
いまだに電化が進まない鉄道はディーゼル機関車の音と匂いが田舎街独特の雰囲気
を漂わせる。そんな街がオヤジの故郷なのである。
ただ、この地の新入社員は花見の席取りの仕事はない。昼間にブルーシートを広げて
おくだけで大丈夫だと言うのんびりした街である事も付け加えておきたい。
徳島城もなかなかりっぱで昔の栄華をしのばせていますな、城跡で花見て一杯、なかなかいいね、福井の県庁を取り壊せと言う意見が圧倒的に多いよ、前に壊すような話があったよ、なけりゃ観光にもなるんだけど、何考えとるんか知らんけど、吾輩は日曜日日本海も久しぶり穏やかやったんで東尋坊近くの国定公園で花見、人は誰もおらん、母ちゃんと二人貸切みたいで散歩した優雅であった、あくる日足腰がいたく参ったあるよ。
投稿: 多田 | 2015年4月15日 (水) 13:38