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2014年1月29日 (水)

ARDF競技とは③

ローカルルールは別にして、正式競技における送信機の設置規準が決められている。

スタート10分前に手渡される地図にはスタート地点を中心に半径750mの円が描かれ

ているが、送信機は通常この円内には隠さず、円の外に設置する事になっている。

また、5台の送信機はそれぞれ最低400m以上離して設置しなくてはいけない。

このルールを満たすと、かなり広範囲に送信機を隠す事になり、更には200mの高低差

が認められているので、競技場所の地形によってはかなり厳しいモノになってくる。 

設置する送信機には1番から5番まで番号が割り振られており、順番にモールス信号で

番号が発信される仕組みになっている。 信号は1番送信機から順番に1分ずつ発信が

バトンタッチして繰り返されて行く。 つまり1つの送信機の電波が止まると、次に同番号

の送信機の発信が始まるまでには4分間掛かる事になる訳である。 

競技者は電波が出ている1分の間に、如何にしてターゲットに近づけるかがポイントだ。

隠されている送信機に正確にたどり着く事が出来たら、送信機の近くには赤白に色分け

された番号標識と、探索をチェックする為のIC機器などが置かれている。 

苦しい探索も、この赤白の標識を見つけた時には何とも言えない爽快な気分になる。

探索を終えたら、後は地図を見ながらゴール地点まで向かう事になるが、競技によれば

ゴール地点が極めて遠く、かなりの時間を要する為、十分な残り時間が必要になる。

難しい競技ではあるが、この競技からしばらくは足が抜けそうも無いオヤジである。

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