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2014年1月28日 (火)

ARDF競技とは②

実際のARDF競技は、選手を幾つかの組に分け、組順に5分間隔でスタートして行く。

これはマラソンの様に大勢の競技者が一度にスタートすると、森林内の道路や設置して

ある送信機の周辺で競技者が団子状態になってしまい、極端な話し受信機を持たなくて

も、人を見て、また人に付いて行って送信機を見つける様な者が出て来るからである。

通常は1組当たり4~5名でスタートするので、探索技能により勝敗が決まる事になる。

スタート15分前にゼッケン番号の呼出が行われ、待機場所①の枠内に入場して行く。

スタート10分前になると待機場所①から待機場所②に進み、そこで初めて地図を貰う。

スタート5分前には、待機場所②からスタートラインに移動し、そこでスタートを待つ。

時計は正確な電波時計を用い、これに連動した音声スターターでスタートを切って行く。

スタートしてから100mほど行くと「受信開始地点」と書かれた標識がある。 

競技者はこの地点で初めて受信機のスイッチを入れる事が出来る。 事前に入れた事が

判明すると、その競技者は失格となる。 失格事項は色々あり、競技中に仲間同士で話し

をしたり、電波を発するトランシーバーや携帯の簡易GPS機能などを使用してもダメだ。 

純粋に地図と受信機のみを頼りに探索しなくてはならないのである。 

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