中国商務紀行2010晩秋②
今日は南京郊外の工場を訪問したあと、車で同じ江蘇省の「塩城」まで来ている。
塩城は南京から東北に位置する街だが、同じ江蘇省内でも距離は結構離れている。
今日も高速道路を利用して約4時間ぐらい掛かっただろうか。
今回はいつものパートナーの車では廻っていないので、各工場へは個別の訪問になる。
1つの訪問先で仕事を終え、次の訪問先までの距離が遠い場合の移動は大変である。
しかしながら、こんな時、日本では考えられない中国独特のあるサービスが存在する。
なんと、次の訪問先の工場から専任の運転手が、はるばるお迎えに来てくれるのである。
しかも、その距離は信じられないくらい遠くまで来て貰える。
私も、東京から大阪ぐらいの距離は過去に何回か迎えに来て貰った事がある。
今回も待ち合わせ場所さえ連絡しておけば、高速道路で4時間ほど掛かる場所から迎え
に来てくれた訳だ。 田舎は移動が不便であるのと、中国人独特のスケールの大きさから
の習慣だとは思うが、これは本当に有り難いシステムである。
しかし、こんなスケールの大きさが逆に災いしてか、中国人が車で10分ほどの距離と言う
場合、最低でも30分、場合に寄れば1時間ほど掛かる事が多いので要注意である。
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