私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

2020年12月31日 (木)

多く学んだ一年

2020年も、遂にオーラスを迎えた。何も出来なかった、しなかった一年で

あったが「新型コロナウィルス」と言う見えない敵は、我々に対し多くの事を

残した。オヤジが今年一年、この見えない敵と戦い、そして学んだ事は大きい。

一番は「幸せ」とは何か、と言う事だ。更には、人間の欲望は果てしない反面

容易に「妥協」が出来る生き物でもある、と言う点だ。何も出来ない、しない

生活の中で「それでは君はこの一年不幸せであったのか」と問われたら決して

そうではない。どんなに束縛され、孫子達とも逢えず、旅行にも行けなかった

一年でも、オヤジは幸せだった。家内と二人だけの生活でも、毎日の明け暮れ

が速くなっても、昨日と同じ今日が訪れても、決して不幸ではない。その様な

現実が、細やかな喜びと幸せであり、人間は制限された現実の中でも、容易に

妥協して、この細やかな幸せを見つける事が出来るのだ。多くの欲望はオマケ

で、それが叶えられるに越した事はないが同時にそれが本当の幸せに直結する

全てでない事を、新型コロナウィルスは教えてくれたような気がする。ネット

での飲み会や、会議は、これまでは全く感じたことのない楽しさや喜びを逆に

与えてくれた。日々のチョッとしたこんな喜びは、オヤジは経験無いが戦後の

日本に流れた「りんごの歌」のようなモノなのだろう。何事にも感謝を忘れず

今を大切に生きる、こんな平凡な「幸」を思い出させてくれた2020だった。

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2020年12月24日 (木)

ワクチンが必要

先のブログで現政権を批判する野党も野党だ、ただ与党を批判するだけでなく

今しなくてはいけない、野党としての仕事があるだろう、と書いた。オヤジが

もし野党の代表をしていたら・・などと考えた事もあったが、よくよく考えて

みると、野党がそれをしない理由が判る。それは、現在のポジションが野党に

とって居心地が良いからだ。自身は責任を持たず単に与党のやりかたを批判し

あたかも自分たちは仕事をしています、とばかりのジェスチャーを見せるだけ

で良いのだから、ある意味こんな楽な仕事はないだろう。そんな意味からして

与党は、なんだかんだ言われながらも、まだ自分たちが責任を負う立場にある

だけ大変だろう。同時に、野党が与党に政権を取って代われない理由の一つに

なっているのだろう。与党も野党もがこんな感じだと、誰が政治をしても同じ

と言う気持ちになり、政治に興味の無い若者が増えても仕方がない。いつから

こんな時代になったのかと思うが、昔からそうなのだろう。コロナ禍で自粛を

呼び掛けている最中に大人数で会食をしたり、感染を防止するためにコンパニ

オンを呼んだ、などと苦しい弁明をする政治家がいる。彼らは我々が共に仕事

をしてきた者とは根本的に「種」が違う。こんな「種」が政治家を目指すのか

政治家になるとこんな「種」に変異するのか、いずれにしろワクチンが必要だ。

2020年12月23日 (水)

一位になったが

ニッポン県民ランキングで、徳島県が1位を獲得した。本来ならばバンザイと

言うところなのだが、1位を獲得したのは何と「さつま芋」の消費量であった。

正直なところ「芋」と言うイメージは、芋ニイちゃんや、芋ネエちゃんに象徴

される様に、あまり良いモノは少ない気がする。鳴門を中心とした県の土壌に

砂質が多く栽培に適しているのが要因とのことだ。確かに、ブランド芋である

鳴門金時や、里むすめを生み出したのは有名だ。しかし、お好み焼きに大量の

さつま芋を入れて焼いたり、一緒に金時豆の煮豆を入れます、などと紹介され

ると、アブノーマルな変人県の見本のようで、オヤジはあまり良い気はしない。

まあ、我が故郷がトップになるのは、このようなモノしか無いのかも知れない。

ところが、田舎人になればなるほど、地元のモノをこよなく愛して、自慢する。

全国区で紹介されるとウハウハだ。まあ取り立てて自慢する事が少ない処ほど

そんな傾向が強いようだが、これも全国の様々なモノと比べると、良いところ

も、こんなレベルのモノは、全国至る処でゴロゴロしているのも容易に分かる。

まあ一喜一憂出来るのは幸せだが、もう金時豆のランキングは公表不要である。

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2020年12月21日 (月)

CMのカラクリ

先日、CMによってオヤジが新しいお酒を飲み始めたことを書いたが、本日は

そのCMについて少し触れてみたい。企業には様々なタイプがあり、消費者に

直結する末端商品を扱う企業から、消費者は全くその存在を意識しない企業に

至るまで多岐に渡る。オヤジは、これら両極端の企業を経験する事が出来たが

それぞれ「宣伝」と言う業務は難しい側面を持つ。特に末端消費者に直結した

メーカーの場合、宣伝はもの凄く繊細である事を知った。普通末端商品を販売

する場合、CMを打てば打っただけ売り上げが増えるわけではない。ある数字

以上に打っても、それ以上売り上げが増えないリミット点、と言うモノが必ず

あるが、企業はこの点まではCMを打つ必要がある。何故ならばその数字以上

に宣伝の数を増やしても売り上げが上がらない反面、1%落としたら1%だけ

10%落としたら10%売り上げが下がるからだと言う。つまり限界点よりも

下の場合は、顕著に数字に反映されるからだ。末端商品と言うモノはどんなに

人気商品でも必ず売り上げ数はやがて下降線となる。この数字を見据えながら

下手な鉄砲の如く、必要以上にCMを無駄打ちする事なくタイムリーに対処し

その時の売り上げが最高値になるように宣伝を打つことは、ある意味宣伝部の

テクニックとノウハウだと言う。CMに起用するスターや、女優さんに逢えて

羨ましいな~、と思ったこともあったが、仕事とはなんでも大変なモノである。

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2020年12月12日 (土)

コロナの思う壺

もうオヤジは、この国の舵取り人達が理解できない。それほどまで経済優先の

政治が必要なのだろうか。冬場を迎え、新型コロナウィルスの感染が再び拡大

して来た、と言うのに一体何をしている。肝心な対策は地方自治体に押し付け

分科会の警鐘には、どこ吹く風である。確かに細かい対応は、自治体に任せた

方が良いが、日和見だけで責任を果たさないのでは、全く存在する意味が無い。

例えは悪いが、ARDFの大会をJARLの県支部が行わないため、オヤジの

組織だけで実施する様なものだ。組織にはそれぞれ「分」と言うモノがあって

それぞれが、それ相応の役目を果たさなくてはならない。そんな意味からして

新しい政権になってからは、前の政権以上に耳を貸さない感じだ。感染拡大時

GoTo云々を、タイムリーな時期に変更する事も無く、期間を延長してまで

頑なに推し進める政府も政府だが、ホイホイとそれに乗せられて利用する者も

利用する者だ。自分達だけは絶対コロナには罹らない、と言った感じが見える。

年末年始、確かに楽しい時季であり多くの人たちとコミュニケーションを取り

たい気持ちはオヤジも同じだが、感染を少なくする努力をして、感染を収めて

ワクチンが普及すれば、またいつでもできる。ここ一番での辛抱が、どうして

出来ない。国と国民が間違った方向に行ってしまう事こそコロナの思うツボだ。

2020年11月25日 (水)

偽サイトに注意

ここのところ迷惑メールが、大量に届くようになった。そのほとんどのものが

Amazonなどのアカウントが不正に使用されたため、セキュリティの関係

からアカウントが停止されています、復旧をさせるには新しく申請をし直して

下さい、と言った内容だ。中には、楽天などアカウントを作っていない先から

届くこともあり、これらの連絡がニセモノであることはマルわかりだ。ただし

日々その中身は巧妙化しており、差出人のメールアドレスが本物と同じ記載に

なっているのが困る。これ迄はこの記載の違いで見分けていた部分があったが

最近ではこれらが判断材料として使用できなくなって来た。もう一歩突っ込ん

でのアドレス確認が必要で余分な手間が掛かる。ここで皆さんに是非とも実践

して頂きたいネット詐欺防止策をお話ししたい。何年か前オヤジが高い授業料

を支払って学んだことで偉そうには言えないが、ニセモノを回避できる方法だ。

それは商品など、購入の可能性があるサイトは事前に「お気に入り」に登録し

お気に入りから閲覧する方法だ。その都度検索したり、いい加減なメールなど

のリンクをクリックしたり、商品の検索からリンクされるサイトは要注意だ。

それほど有名サイトを装った偽物サイトが横行している、という事なのである。

検索サイトはあくまでも検索するだけで、金銭や個人情報のやり取りが必要に

なる場合は、検索結果のリンクから入らず、改めてそのサイトのホームページ

が間違いない事を確認してから進むようにすると良い。毎日大量にやって来る

迷惑メールは、もうメールソフトで迷惑ホルダに入る処理をするしかない様だ。

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2020年11月22日 (日)

ウィルス撃退薬

超音波加湿器から放出させる「二酸化塩素」の発生について真剣に考えてみた。

新型コロナウィルスの感染が、現在のように蔓延する以前から、オヤジは毎年

冬間には「クレベリン」と言う商品を購入し、予防対策してきた。この製品は

インフルエンザなどのウィルス撃退に効果がある二酸化塩素を利用したもので

空気中に蒸散させる置き型のタイプと、液体を噴霧するタイプの二種類がある。

製造会社は、ラッパのマークの正露丸で有名な大幸薬品だが、何しろこの商品

値段が高く安売りがほとんどない。ただ、成分が二酸化塩素と解っているため

化学屋としては何とか作ってみたくなった。二酸化塩素の発生方法については

理論的には色々な方法が考えられる。亜塩素酸ナトリウムの水溶液に、塩酸を

加え強酸性下で二酸化塩素を発生させる方法や、次亜塩素酸ナトリウムを酸性

にし、発生する塩素ガスにより亜塩素酸ナトリウムを酸化する方法などがある。

前者は簡便な方法であるが、酸の注入操作に危険を伴なう点があるし、後者は

発生装置が複雑になりガスの制御も難しくなる。結局結論から言うと、家庭で

簡単に行えるレベルではない。更には現役を離れたオヤジが、これらの薬品を

どうやって手に入れるかだ。結局のところクレベリンの蒸散タイプに見られる

ように、使用する時に2つの薬品を混合すると、簡単に二酸化塩素が発生して

しかも長時間持続するようになるが、こいつがノウハウと言う訳だ。理屈では

容易に考えられたが、このノウハウが立ちはだかる。まあ挑戦をして発生する

塩素ガスでアウシュヴィッツにならなかったのをヨシとしよう。今年も我家は

高価なウィルス撃退用薬品の「ノウハウ」にお金を使う事になりそうな感じだ。

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Clo2cem

2020年11月21日 (土)

ワイン解禁なる

今年も出来立ての葡萄酒「ボジョレヌーボ」が解禁になった。時差の関係から

日本が世界で一番早くこのワインが飲める国、とされているが、厳密に言うと

世界で一番早く解禁されるのは「キルギス」との事だ。但し書きをつけるなら

先進国の中で日本が一番早くこのワインを口にすることが出来る国、と言った

ところだろうか。最近でこそ大騒ぎするこの新酒ワインのイベントもオヤジが

初めて知った頃は、まだ巷にはあまり浸透していなかった。たまたま制御盤を

組立てながら聞いていたFBC福井放送のラジオが、リカーワールド「華」と

言うお酒の量販店から中継した事で初めて知ったオヤジは、会社帰りに試しに

一本買ってみた。正直なところ「旨くない」が第一印象だった。ワインの味が

分かるオヤジではないが、やはり何年も寝かせたワインの方がずっと美味しい。

幾つかの種類を試してみたが、どれも50歩100歩だったので、それ以降は

新酒ワインは買っていない。まあこれも好みの問題で、出来たばかりの粗削り

ワインが好みの人も結構多いのだろう。それにしてもカウントダウンしてまで

急ぎ飲む必要が何処にあるのだろう。嬉しがり屋が多いようだ。このボジョレ

は、解禁日に間に合わせる様に高額の運送費が掛かっている様で、価格自体は

安いが一般ワインよりは割高になっていると言う。オヤジはワインについての

ウンチクを語るレベルではないが、自分が美味しいと思えばそれで良いと思う。

オヤジは、赤玉ポートワインでもハニーワインでも、美味しいと思って飲める。

そんな甘党のオヤジがもう一度飲んでみたいワインがある。新大阪の事務所に

飛込みでやって来た業者が試飲させてくれたアイスワインだ。もちろん銘柄も

何も分からない。当時は高価でパスしたが、死ぬまでにはもう一度出会いたい。

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2020年11月18日 (水)

消えて行く方言

オヤジの周りから阿波弁が消えて行く。散歩の途中で耳に飛び込んで来る若い

ママさん達の会話や、家路を急ぐ学生達が交わす言葉も、根っからの阿波弁は

少なくなった。その上、最近では日本語以外の言葉まで聞こえて来る様になり

より方言離れを感じる。まだオヤジが学生の頃、周りはほとんどがバリバリの

阿波弁だった事を想うと、それだけ我がふるさともグローバル化したのだろう。

オヤジの考えるところ、我がふるさとも転勤族が増えたからではないだろうか。

地元に大きい企業は少ないが、逆に中央の大きな会社の支店や営業所が増えて

来たのではないだろうか。流通やサービス業など、これまでは四国と言ったら

高松や松山にしか置かなかった支店や営業所を、各県に構える様になったから

だと思っている。そのことは、何事も便利になった環境から容易に想像できる。

しかしオヤジは、こと方言については全てに完成形を見ていない。名古屋弁に

しても、福井弁にしても、大阪弁にしてもそうだ。更に阿波弁に至っても同じ

で、全てが混ざり合った中途半端な方言になっている。もっとも何処に行って

も、相手がその土地の方言で話しをしてくれないと「まがいもの」の方言すら

出て来ない。かと言って正しい標準語が喋れるわけでもない。そんな意味から

するとオヤジは無郷里者であって、地元の者も同じように思うのかも知れない。

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2020年11月16日 (月)

コロナ禍の商売

最近、1日当たりの新型コロナウィルスの感染者数が1700人を超え始めた。

寒さに向かう中、GoToトラベルだの、Gotoイートだのと、経済優先の

政策を打ち出していれば、当然こんな形の結果になるだろう。感染防止対策か

経済活動か、どちらを優先させるかは己で決めよ、とその判断を国民に丸投げ

した政府は、第一次よりも更に大きな感染ピークを迎えている現在、無策静観

になってしまっている感じさえも否めない。当初、この感染症について知見が

少なかったからとは言え、我々高齢者から見れば、過去の緊急事態宣言などは

一体何だったのだろうと思う。結局、小さな戦に矢玉を無駄に使い果たし大敵

を前に、残った軍事費を玉砕前夜の遊興費に費やしているお粗末な軍隊の様だ。

そんなコロナ禍でも、オヤジが言っていた「生き残り」が、たくさん出始めた。

コロナを盾に、大きく売り上げを伸ばしている企業の事だ。イレギュラーこそ

チャンス、この考え方で成功した企業が最近、マスコミなどで紹介され始めた。

当たり前の事だ。実際、街の食堂を覗いて見てもアクリル板の設置や、3密が

解消されていない店には客がやはり少ない。回転寿司も同様で、皿にフードが

被っている店が今人気になっている。こんなチョッとした事でも差が出るのだ

から、抜本的に方向転換した企業はウハウハであろう。これが頭を使うことだ。

対策が取れないのですよ、とか費用が無いので、とボヤいていただけのところ

は、遅かれ早かれ店をタタむ事になるハズだ。顧客が満足し決してクレームを

出さない三要素に、品質・価格・納期がある。つまり、良い品を適正な価格で

必要な時に納入すれば顧客は満足する。現在人気の一つに高級食材の配達業が

あって価格は市場の2倍ほどすると言うが、顧客は品質と納期、更に利便性に

対価を支払う。まさにここだ。高くてもモノが売れる。儲からないハズがない。

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