人類学とスポーツ
ロス五輪も後半戦に入って来た。 日本は連日のメダル奪取に沸いているが、陸上
競技だけはどうしても勝てない。 勝てないどころか、準決勝、決勝にも進めない。
陸上競技を観ている時、オヤジはアメリカ人か、ジャマイカ人に生まれて来たかった
と、つくづく思う。(笑) これは冗談であるが、どうして勝てないのだろうか?
陸上競技の選手たちは圧倒的に黒人が多い。骨格や筋肉のつくりなど人類学的に
見てどうしても黒人には敵わないものが有るのだろうと思う。 昔はそんな黒人達は
人種差別で出場できなかったり、発展途上国などは十分な強化が出来なかっただけ
で、その垣根が無くなった現在、陸上競技は黒人が圧倒的に有利になったわけだ。
あのカモシカの様な長い脚を見ても判る。 単純に考えて同じ速さで1歩ずつ走った
時、脚の短い日本人とはかなりの差がつく。 これをカバーするためには彼らが1歩
走る間に1歩以上走る体力が必要な事は、子供でも判るだろう。
そのため日本人選手はゴール前で体力を使い果たし、ことごとく失速する事になる。
この理屈と、現象をカバーするためにはやはり「ドーピング」しか無いのだろうか?
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