日本人力士の優勝
大相撲初場所で、10年ぶりに日本人力士(大関琴奨菊)が悲願の優勝を果たした。
これまでモンゴルを中心とする外国人力士の壁が厚かっただけにアッパレである。
優勝以来テレビでは大関が生出演し、同時に千葉県松戸市にある佐渡ヶ嶽部屋が
よく映し出される様になった。 実はオヤジは以前、この佐渡ヶ嶽部屋にお邪魔した
事がある。 もう20年以上前になるだろうか、オヤジが現在の会社に勤務する様に
なる前、電気の制御盤関係の仕事をしていた事がある。 平成6年ごろだと記憶して
いるが、若くして逝去した元横綱の「琴櫻」関が、先代の佐渡ヶ嶽親方だった頃の事
である。 佐渡ヶ嶽部屋が、千葉の松戸市に新築移転した時に床暖房の配線工事で
出張したのだ。 オヤジが組み立てて納めたた床暖房の制御盤と、建築業者が床の
下に埋め込んだセンサーと、発熱ヒーターをつなぎ込むのが仕事だった。
ところが、いざ接続しようとすると3端子である筈のセンサーが2端子になっていた。
建築業者のミスであるが、もうその時には床をめくる事は出来ない状況だった。
仕方なく2端子の仕様で配線したが、あれでは折角の細かい制御が出来ずヒーター
が入り切りするだけの普通のサーモスタットスタイルの制御になってしまう。
きれいな新築の家の、風呂場やトイレなど広い範囲の立派な床暖房設備だったのに
とても残念な思いで松戸をあとにして帰路についた事を覚えている。
あの工事から8年後に、琴奨菊が佐渡ヶ嶽部屋に入門する事になる訳だが、琴奨菊
関も、細かい制御がされない床暖房で生活したのか、と思うと感慨深いものがある。
良くやったな、過去に何度かピンチがあったけど良かったな、今回相手も待藻に受けて勝負してくれたから相手もりっぱ、これが引いたら今回はなかったよ、10年なかったか、それにしても嫁さん綺麗やな-。
投稿: | 2016年1月29日 (金) 13:03