全日本ARDF大会④
比較的広い山道を引き返したのは良いが、今自分の居る場所が正確に掴めない。
ベテランと初心者の違いは探索技術もさる事ながら、地図を見る能力の差も大きい。
幸い、回り道をしたと思われる道路と、地図上の地形が重なるポイントが見つかった。
大きな交差点や点在する池などが、歩く途中で確認出来ると思わず嬉しくなる。
ただ、地図から判断するとゴールまでの道のりは極めて遠い。 山の中を近道すれば
最短で抜けられるのだろうと思うが冒険が出来ない。 上位に入賞出来る者はみんな
山道や獣道を通る事が出来る。 このあたりでも既に差がついてしまっている様だ。
右足の裏にマメが出来、左足の親指の爪が死にかかっている感覚が出始めたころに
ビーコン信号が強くなって来た。 道路前方の小高い丘の上に大勢の人影が見える。
ゴールだ!! 最後ゴールへのナビゲーションロードは老いも若きもみな残っている
力を振り絞って走る。 ご多分に漏れずオヤジも最後は走ってゴールに駈け込んだ。
最終成績は、1時間31分で探索TX2個、M60エントリー34人中18位の成績だった。
TXの設置場所の解答発表で、オヤジの帰路の途中に1番TXが有った事が解り、3つ
取れたかも知れないと悔しい思いをしたが運良く取れていても帰路にこれだけ時間を
使ったら、またタイムオーバーしていたかも知れないと考えるとこれで良かったと思う。
レベルの高い選手が多い全国大会、オヤジにしては上出来の成績ではないだろうか。
おやじさんにしては大変頑張ったと思いますよ、山道をはしり廻った事は自信になると思いますが曲がりだした腰と猫背には今後注意して意識して修正してくださいよ。
投稿: 多田 | 2014年11月21日 (金) 16:00