阿波オヤジの怒り
台風一過、徳島県地方は例年の焼け付く様な夏空が戻って来ないままお盆に入った。
8月12日からは阿波踊りが始まり、徳島の各地は県外客で大混雑している。
阿波踊りの4日間、踊り見物に訪れる客は例年のべ130万人以上になり、徳島市の
人口26万人をはるかに越える数になる。 これだけ有名なイベントを持っている事は
徳島県人にとっては誇りであるが、反面オヤジにはこの時期腹の立つ事がある。
それは阿波踊り特別料金と言うヤツである。 魚や野菜などの生鮮食料品は言うに及
ばず、ホテルや飲食店などの料金も通常の5割増しから2倍ほどの料金に上がる。
それでいて予約は、と言うと旅行社が押さえていて一見さんではほとんど取れない。
市内の駐車場に到っては通常40分¥100が1時間¥500に跳ね上がってしまう。
徳島県人は陽気で、何かをして他人に喜んで貰えれば嬉しい性格だと思って来たが
ここぞとばかり、がめつく、えげつない商売をするのをオヤジは許せないのだ。
県外客のみならず地元に住む人々も特別扱いが無いので同じ様な辛抱がいるのだ。
踊り見物を終えて帰る観光客が下げているこの時期まだハウス物の「すだち」が1個
¥100以上(一般の土産物店で)している事実を知っている人は少ない。
コメント