入院患者管理に学ぶ
今日の徳島県地方は朝から雨模様である。 このまま梅雨入りしてしまうかも知れない。
3年前の退院も6月で、梅雨の間の晴れ間に病院から家路に向かった記憶がある。
今回も同じ季節感の中で退院の日を迎えようとしている。
さて、昨日からオヤジが入院している外科病棟で特別管理態勢が取られる様になった。
何事かと思いきや、昨日現在「あべ」さんと言う人が同じ外科病棟に3名入院していると
言う事だ。 内科と違い、出入りの激しい外科病棟は、今回の様に同姓の患者が一度に
重なる事も多いだろう。 特に今回オヤジともう1人の「あべ」さんは漢字まで同じ字だと
言う話しだ。 オヤジの「あべ」さんは徳島でも珍しく、なかなかこんな偶然は少ない。
ちなみに看護師の間では、オヤジは通称「パソコンのあべ」さんで通っている様だ。
以後の管理態勢、と言うより確認態勢はより強固なモノになった事は言うまでもない。
病室の入り口の名札の下には「同姓患者有り」、と書かれた小さな札が掛かった。
思わず、「同性愛患者有り」、と読み間違われないか心配になってしまう。(笑)
看護師が処置で部屋に来るたびに、腕に着けたバーコードの読み取りと同時に名前を
聞かれる。 面倒くさいと思っても、患者としても協力する義務がある。
使用する薬品を間違っても、「ゴメン」で済む事が多い化学工場とは違い、こちらは人の
生命を預かっている病院、ミスは絶対「ゴメン」で済ませる事は出来ない。
どうしてもワンランク上の管理態勢が必要になる訳だが、化学工場でもこの確認態勢を
取り入れてはいけないと言う道理は無い。 異業種に学べとよく言われるが短期間でも
大切な事は学べるものだ、と思っているオヤジである。
オヤジさん退院おめでとう、元気になったらまた頑張って下さい、病院では介護士さんが確認し本人もそれを確認するシステムになってますな、自分の名前をフルネ-ムで言うようになってるな、間違いがなくなると思うよ、今の医療はスピ-ドアップしてますな、お大事に。
投稿: 多田 | 2014年6月13日 (金) 11:57