私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2014年3月

2014年3月29日 (土)

シーズンインだ ②

3月23日(日)も天気は良好だ。

さすがに高原ロッジと言うだけあって、朝方はまだ結構冷え込んだが競技開始の頃には

最適の気温になった。 野呂山の大会は今回で21回を数えるが、同じ場所で21回もの

競技会が出来るのは野呂山ぐらいだと言う。 それだけ山が複雑で送信機を隠す場所や

条件には不自由しない恵まれた地形なのである。 本当にうらやましい限りである。

全国のエキスパート達も野呂山は何回来ても難しくて、探索に迷ってしまうのだと言う。

野呂山で3つ以上の送信機を見つけたら世界大会にでも行けるレベルだそうだ。 

競技が始まってすぐに4番TXをゲット。 今回は調子が良い。 続いて3番TXを至近距離

まで追い込んだがフラッグが見当たらない。 4回から5回ぐらい鳴くのを待って探したが

どうしても見つからない。 これが皆の言うところの「野呂山」なのだろうと思った。

結局4番TX1個しか見つける事は出来なかったが、M60の常連さんがM21やM40に

エントリーを変えたり、時間オーバーなどの失格者が多かった事もあり、オヤジは5位に

入賞し、初めて賞状を貰った。 やはり嬉しいモノだ。 

これでますますこの競技からは足が抜けそうにもない。 次は5月に宮崎県の高千穂で

の大会があり、続いて地元徳島県支部大会、そのすぐ後に高知での四国大会と日程が

目白押しだ。 練習を積んで少しでも上の成績を目指したいと思っているオヤジである。

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2014年3月28日 (金)

シーズンインだ ①

春を待っていたかの様に各地でARDFがシーズンインした。

西日本では3月23日(日)に広島県呉市の野呂山で恒例の大会が開催され、オヤジも

22日の朝から徳島の仲間と一緒に3名で呉に向かった。

幸い好天に恵まれ、春の陽気の中を車は順調に進み、昼過ぎに呉市内に到着した。

昼食の後、今回初めて呉に来た仲間を案内して「大和ミュージアム」を訪れた。

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戦艦大和と海軍や造船技術などの歴史を展示したモノであるが、やはり戦争の歴史は

なぜかもの悲しいモノがある。 巨大潜水艦の内部や機雷掃海艇を見学し夕刻に宿泊

場所の野呂高原ロッジに到着した。 既にいつものおなじみの面々はロッジに到着して

ARDF談義に華を咲かせていた。  みんなに会うのは昨年以来だが、ライバル意識の

様なモノは全くなく ARDF好きの仲間はいつも和気藹々の雰囲気なので本当に楽しい。

みんな揃っての夕食の後は、畳の部屋に集まって前夜祭(2次会)が始まった。

この夜は、今回当日参加だった香川各局が居なかったのが残念だったが、各自が持ち

寄った燃料を注入しながらのARDF話しは、夜の更けるのを忘れさせた。

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2014年3月21日 (金)

ジャンク市の収穫

香川のハムフェスティバルのジャンク市では、特にこれと言った掘り出し物は見つから

なかったが、お値打ちな商品を3種類ばかり買って来た。

アンテナ用1:1バラン、同軸コネクタ数種、それに米国TELEX社製の聴診器スタイル

のヘッドホンだ。  バランと同軸コネクタはジャンク品ではないが、通常の販売価格より

随分安かったので買った。  TELEX社製のヘッドホンはジャンク品で箱には’95年4月

と書かれているが、使用された形跡が無い新古品だ。 新品なら諭吉君が必要になる。

売れてしまったら仕方がないと思っていたが、みなさん値打ちを知らないのか最後まで

残って、オヤジに連れて帰って欲しいと訴えている様に感じたので、買ってしまった。

値段は英世君レベルまで下がっていたので、随分お値打ちな買い物をした感じだ。

帰って機器につないでみたが、了解度が高い良い音がする。 頭にも耳にもフィットして

長時間使用出来そうだ。 縁を感じた商品だけにこれから末永く大切にしたい。

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2014年3月20日 (木)

ハムフェスティバル

3月16日の日曜日はローカル局と一緒に香川のハムフェスティバルに出掛けた。

ここのところオヤジは休日は趣味三昧だが、実家の方で所用が有ればそちらを優先に

しなくてはいけないので、遊べる時には徹底して遊んでいると言った感じである。

名目は6月に行われる徳島県支部主催の「ハムの集い」の参考に隣県の運営を学習と

言う事になっているが、正直なところ一番の楽しみはジャンク市である。

アマチュア局が不要になった機器やアンテナなどを安く提供したり、ハムショップが出張

して来て、この日だけの特価で機器やパーツを販売したりする。

信じられないぐらいの安値で買える物もあるが、なにさま早い者勝ちの催しである。

オヤジも結構早めに到着したと思ったが、会場になった丸亀市の綾歌総合文化会館は

既に大勢のハム仲間で混雑しており、これと言った掘り出し物はもう見つからなかった。

しかし、さすが香川県、アマチュア無線局の数も徳島の倍ほど居るだけあって色々な点

で勉強になる事が多かった。 やはり何事も外に目を向けるのは大切である事を改めて

実感したオヤジである。

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2014年3月18日 (火)

充実の移動運用

A3コンテストの後半、3月8日(土)と9日(日)は県西部の方へ車中1泊で移動した。

土曜日は「美馬市」、日曜日は「つるぎ町」でのサービスである。

土曜日からは4名で移動したが日曜日には当日合流した局も含めて6名になった。

今回オヤジは機器の調整を兼ねて7MHz帯を運用してみる事にした。

専用のアンテナを張り、愛車の後ろにセットした機器で運用を開始した。 

お天気が良く徐々に気温が上がって、移動運用にはもってこいのコンディションになった。

7MHz帯は全国ネットの周波数で、CQを出したらすぐに応答があった。  古い機器だが

まだまだ十分使用出来る様だ。 特に「つるぎ町」と言う運用場所が珍しい事もあって次々

に呼ばれてトイレに行く暇も無くなってしまい嬉しい悲鳴を上げる始末である。

途中で仲間に交代して貰ってトイレと食事を済ませたが、たくさんの局と交信が出来た。

結局7MHz帯はサービスのみで、オヤジとしては430MHz帯シングルでログを提出した。

20市町村の10日マルチ完成、得点は19000点。 さて結果は何位になる事だろう!! 

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2014年3月 4日 (火)

A3コンテスト始まる

1日から日本アマチュア無線連盟徳島県支部主催のA3マラソンコンテストが始まった。

A3とは阿波の3月の意味で、同じ様に9月にはA9コンテストが行われる。

月日が経つのは本当に速いもので、前回のA9コンテストから半年が過ぎた訳である。

マラソンコンテストとは10日間連続で行われる長丁場コンテストで、この間に徳島県内

のアマチュア無線局と出来るだけ多く交信し、レポート交換を行うと言うモノである。

得点は交信局数(重複は出来ない)× 市町村数× 運用日数で争われるので徳島県内

24の市町村を全て取り、運用を10日間フルに行う事が高得点につながる。

これまでオヤジはこのコンテスト期間中に大阪への出張が入ってしまい10日間連続で

参加する事が出来なかったが、今回は運良く在宅勤務の週に当たった。

もちろん在宅勤務時間中は無線機のスイッチは切っているが今回は土日が2回もある

ので移動運用も出来るし、夜の運用は可能だ。 最終日の10日は大阪に向かう日では

あるが、早朝に1局でも新規の局と交信が出来たら何とか10日間運用は達成する。

そんなわけで3月2日の日曜日は愛車で県南部の町、海陽町の方まで移動した。

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南阿波サンラインから見る県南の海岸線の景観は素晴らしくてワシントン椰子が南国の

情緒を醸し出している。 田舎だがのどかな良い処だ。 同じ様に移動をして来た仲間達

と合流し、発電機を回してコーヒーを沸かして飲んだ。 熱戦を忘れるひとときであった。

まだコンテストは始まったばかり、昼間運用が出来るサンデー毎日の局がうらやましい。

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2014年3月 2日 (日)

徳島県産わかめ

3月1日、徳島県産の「わかめ」が解禁になった。

徳島県産のわかめとしては全国的に「鳴門わかめ」が有名だが、鳴門わかめは漁師が

養殖してるので、一般の者が自由に採ることは出来ない。 ところが徳島には天然物の

わかめが自由に採れるスポットが幾つかある。 オヤジの家から近いところでは吉野川

の河口付近だ。 地図で言うと徳島市の東の端、紀伊水道に接した防波堤の付近だ。

2mほどの竿の先にノコギリ鎌を取り付けた器具で、防波堤のテトラポットから面白い様

に採れる。 箱めがねなどは要らない。 こちらは鳴門わかめと違って天然物だ。

採ったわかめは茎やメカブなどと分けて、それぞれの料理にするが、葉は熱湯でシャブ

シャブにしてポン酢をつけて食べると、コリコリと歯ごたえがあって最高に美味しい。

また、洗濯ばさみで挟んでベランダに吊しておくと乾燥わかめになり保存もしておける。

我が家もしばらくの間はわかめ三昧になりそうである。

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2014年3月 1日 (土)

往年の名機に会う

倉敷の製作技術講習会で、その昔に憧れだった往年の名機と出会った。

機器の名前はトリオの「TX-88A」だ。 トリオと言ってもご存じの方は少ないかも知れ

ないが、現ケンウッド社が改名前の旧社名である。 我々の様な古い世代のアマチュア

無線局にとってはとても懐かしい社名であり、懐かしい機器なのだ。

この機器が発売されたのは1960年頃だったと思うが、当時メーカー製の機器を持って

いる局は、何処か良い処のボンボンだろう!! と言われていた時代である。

アマチュア無線家の多くがアルミのシャーシとパネルに穴を開けて自作していた時代で

オヤジもその1人だった。 当時は、欲しくて欲しくてたまらなかったメーカー機である。

そのTX-88Aと意外な場所で出会った。 送信の波形見本を見せる為に用意した様で

あるが、随分綺麗に使ってあり、今も正常に作動するのには驚いた。

終段送信管の、UY-807(ハチマルナナ)も、長きに渡って活躍した真空管だった。

いつまでも見ていたかったが、往年の名機に別れを告げて徳島への帰路についた。

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