製作技術講習会
9月15日(日)、台風18号の接近による大雨の中、日本アマチュア無線連盟香川県
支部が毎年恒例にしている製作技術講習会に参加のため車で丸亀市まで出掛けた。
今回私は徳島県支部の友人に誘われて初めて参加をさせて貰ったが、会場となった
栗熊コミュニティセンターには雨の中、香川県内のアマチュア無線局を中心に15名の
製作好きのメンバーが集まった。 稲毛JARL会長、森國香川県支部長の挨拶のあと
講師として愛媛県からお越しのJA5ILM大澤氏の指導のもと、製作が始まった。
今回のテーマは「APRSトラッカー」の製作である。
APRSとは、Automatic Packet Reporting System の略で、無線機と接続させて
電波を出すと、トラッカーがGPSとやりとりして得た位置情報をGoogleMAP上に表示
すると言ったシステムだ。 組み立てキット自体はGPSユニットとPICを中心にしたもの
で、さほど複雑な配線ではなかったが最近また老眼が進んだのか基板の半田付けに
結構苦労した。 組み立ては約1時間半で完成し、昼食を挟んで大澤氏による試験が
行われたが、折からの雨でGPSからの電波が拾い難くコンタクトに時間が掛かる。
苦肉の策として基板をポリエチの袋に入れて、大雨の中窓から外に出す始末である。
ほどなくGPS電波受信成功を示すLEDが点灯し、送信機が電波を出した。
すぐプロジェクターに映し出された地図上に私のコールサインが表れた。 成功だ!!
その後大半の局が完成し、この日の講習会はお開きになった。
最近、半田ゴテを持つ人が少なくなって来たが、こんな有意義な講習会は徳島県支部
でも恒例にして欲しいと思っているオヤジである。
北陸はあの日は朝から大雨、強風でした、そちらは紙一重で台風直撃をまぬがれて当日無線ですか、ほんまに好きな皆さんですな、この気持ちはわたしにはまだわかりません、けどうらやましいと思うよ、これだけ夢中になれるのは、もう女も銭もいらんと言うぐらいですな。
投稿: 多田 | 2013年9月20日 (金) 12:03