私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2013年2月

2013年2月15日 (金)

受信メーター取付記③

部品点数が少ないので、プリント基板への半田付けは簡単に終わった。

ダイオードの極性(方向)が間違っていない事を確認し、メーターの動作試験をする。

次に受信機筐体の蓋部分にドリルで穴を開け、リーマとヤスリで拡げてメーターを取り

付けるための加工を施した。  メーターを穴開けした蓋部分にしっかりと取り付け、最後

に基板に収縮チューブを被せて熱をかけチューブを縮めて1つのユニットにする。

Ardf_meter13 Ardf_meter21 Ardf_meter15 Ardf_meter16

完成した倍電圧整流回路は受信機の空いたスペースに容易に収納ができた。

試験用の送信機から電波を出しながら受信周波数を合わせて行くとメーターが小気味

良い動きを始めた。これで耳だけの探索の時よりも短時間で送信機が見付けられる様

になれば良いのだが、世の中そう簡単には行かないのが常である。

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2013年2月14日 (木)

受信メーター取付記②

先ずはARDF受信機に取り付けるメーター用の信号取り出し口の確認から始めた。

中国製の機器は、配線図も判り難くて苦労したが、幸いな事にオペアンプがJRC製で

あったので、ICの5番ピンとアース間で信号を取り出せる事が判った。

最初にその2つの端子に電線を半田付けし、信号を取り出すための準備を行う。

このままメーターに接続すればOKであれば苦労しないが、事はそう簡単に行かない。

コンデンサとダイオードを利用した倍電圧整流回路と言う簡単な回路が必要になる。

本来なら、既成の穴あきプリント基板に組み付けるのだが、メーターをまとめ買いした

事もあり、必要とする無線仲間もいると思われたので、いくつか作ってみる事にした。

Ardf_meter05 Ardf_meter06 Ardf_meter07 Ardf_meter08

早速、銅製のプリント基板上にパターンシールを転写して回路を書いて行った。

1つ回路のパターンが決まると、あとは同じモノをシール転写して行くだけで良い。

シール転写で回路が出来上がると次はエッチングだ。 湯煎した塩化第2鉄の溶液に

基板を浸けると、シールでマスキングされていない部分の銅が溶けて回路が出来る。

あとはマスキングを落として部品を取り付ける箇所に穴開けをすれば完了だ。

出来上がった基板と必要なパーツ類をビニルの小袋に入れ、ひとまずキットの完成だ。

出来上がったプリント基板にパーツを取り付け半田付けの作業に入った。

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2013年2月13日 (水)

受信メーター取付記①

ちょっとブログを書くのをサボっている間に2月も中旬を迎えてしまった。

寒い寒いと言うのも、あと少しの辛抱だろう。

連休を利用してまたまた機械の改良を行うべく工作を始めた。 

改良と言っても大したものではない。 ARDFの受信機にメーターを取り付けるだけだ。

今まで、ARDF用の受信機は耳だけで信号の強さを判断していたが、それにメーターを

取り付けて、目でも確認出来る様にしようと言うものである。

ところが、最近は困った事に 「ラジケーター」と呼ばれる小型のレベルメーターがパーツ

として手に入り難くなっている。ご存じの通りメーター類もアナログ式のものからデジタル

式のものに替わって来た影響で、特にARDFの受信機の筐体に取り付ける3センチほど

の小型メーターが無くなった。 何とか手に入らないか、と思っていたところインターネット

のディスカウントショップで、電池の残量を計るチェッカー用のメーターを見付けた。

大きさも、取り付けるのにちょうど良い3センチぐらいのもので、なかなか良い品物だ。

価格もメーター単品を買うよりもずっと安かったので、仲間の分も含めてまとめ買いした。

これでとりあえずメーターの確保は出来た。 さあ工作の開始である。

Ardf_meter01 Ardf_meter02 Ardf_meter03 Ardf_meter04