私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2013年3月

2013年3月18日 (月)

技術講習会

各地で桜の開花が報じられ始めた。 さあ、いよいよ春本番である。

ARDFにも最適のシーズンを迎え、これから5月の連休に掛けて各地で様々な大会や

練習会が目白押しになる。  日本アマチュア無線連盟徳島県支部も4月29日(祝)に

大会を予定しており、現在スタッフはその準備に余念がない。

そんな中、3月17日(日)に県支部主催の技術講習会が阿波市土成町で開催された。

講習会の内容は「ARDF用受信機へのレベルメーター取り付け」である。

先日、私が試作して動作を確認しておいた倍電圧整流回路のプリント基板への配線と

受信機本体のメーター取り付け場所への穴開け作業が主な内容である。

当日は3.5MHz帯、144MHz帯いずれかの受信機にメーターを取り付ける希望者が

徳島の各地から土成町のコミュニティセンターに集まった。

JA5NC 吉田JARL徳島県支部長の開会挨拶のあと、実際の作業が始まった。

講師は畏れ多くも私が担当で進行させて行ったが、朝早くから会場の準備や工作場所

の養生などでローカル各局には大変お世話になった。

お陰様で作業は順調に進み、参加者全員のメーターが心地よい振れを示して行った。

最後に近くに送信機を隠してミニ探索を行い、完成具合を確認しながら練習をした。

主催者側としても、とても有意義な1日であった。

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2013年3月 5日 (火)

阿波のローカルコンテスト

3月1日よりA3(阿波3月の意味)コンテストが始まった。

3月10日までの10日間行われるアマチュア無線のマラソンコンテストである。 

無線のコンテストとは限られた期間内に出来るだけ多くの局と交信し、レポート交換を

行うもので、全国的、全世界的に多くのコンテストがあるが今回のA3コンテストはその

ローカル版、と言ったところの小さなコンテストである。  しかしながら、9月に行われる

A9コンテストと共に徳島のハム仲間の間ではチョットしたイベントの1つになっている。

このコンテストに参加の県内外の局と多く交信する事のほか徳島県内の24の市町村

を出来るだけ多く取る事もマルチポイントと言う形で得点を増やす事になるので、各局

はこの時期、標高の高い山の上などに移動して運用する事が多い。

ご多分に洩れず私もローカル局数名と一緒に、いつも移動する名東郡 佐那河内村の

大河原高原に登った。 標高は約1000mほどある。

山上には風力発電用の風車が幾つかあり、当日はもの凄い音を立てて回転する程の

強風の中、アンテナの設営を行った。 気温もO℃ほどで、寒さで手が縮かんでしまう。

今回は風で倒れない様な簡単なアンテナにしたが、標高が高いので遠くまでよく飛ぶ。

430MHz帯のFMで愛知県春日井のJA2EQ加藤OMと楽々コンタクトが出来た。

その後、車内で暖房を掛けながら約50局ほどと交信したが、午後から天候が急変して

風に加えて雪が降り出し、辺りが白くなって来たのでノーマルタイヤで下山出来る内に

早々に閉局した様な次第である。  帰宅して風呂に入ってもしばらく震えが止まらない

ほどであったが、何とか風邪を引くのだけは防げた様だ。 まさに葛根湯様々である。

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