私の無線室

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2013年4月

2013年4月21日 (日)

徳島マラソン

桜の花も終わり、徳島は新緑の季節を迎えた。

山は若葉が古木の深緑に重なり、遠くから見ると色の違う桜が満開の様に見える。

間もなくゴールデンウィークに入るが今の時期から連休に掛けて徳島は様々な行事が

目白押しだ。 田舎の小都市は鳴門の渦潮と阿波踊り以外での集客を目指して様々な

イベントを企画している。 小さいところでは4月29日に開催のARDF徳島県支部大会

もその1つであるが(笑)、大きな催し物として「徳島マラソン」がある。

本日4月21日はその徳島マラソンの日である。 毎年徳島県内はもとより、県外からの

選手を含めて1万人を越える参加者があり、県のイベントとしては盛大なものになる。

昨年は台風の様な大荒れの天気になってしまったが、今年は心配した前日からの雨も

上がり、まずまずの天気になった。 この大会の集合場所と、スタート地点が我が家の

近くになるため、お馴染みの向かいのローソン駐車場周辺は参加選手で一杯になる。

道路は交通規制が敷かれて大変な混雑ぶりだ。

今年も招待選手として高橋尚子さんが来られているとの事であるが、ボストンの様な事

が無い様に、無事大会が終わる事を願っている。

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2013年4月11日 (木)

S I システムの習得

ここ最近ARDF関係の話ばかりが続くが、今回はSIシステムについて話してみたい。

SIシステムとはICチップを利用した電子パンチシステムの事である。

ARDFの競技者がTXを見つけた時、従来はその場所に置かれたスタンプや穴あけ

用パンチを利用してチェックしていたが、それをICチップを用いて行おうと言うものだ。

チェック方法は競技者が手の指に着けているICチップを機器端末に差し込むだけだ。

これを利用すると従来のシステムの様に、ただTXを見つけてチェックしたと言う証明

だけではなく、チェックした時間やその順番などをより正確に集計する事ができる。

但しその為には機器をパソコンと接続させ、様々な難しい操作が必要になって来る。

現在、この機器はJARL徳島県支部では持っていない。 競技大会や練習会の度に

香川県支部にお借りしたり、操作をお手伝い願ったりしているのが実情だ。

実際のところ機器が近くにあって、いつも操作していないと、少し教えて貰っただけで

簡単に覚えられる様なシステムではない。 そんな中、愛媛県支部長である薦田さん

が、個人でお持ちの大切な機器一式を徳島県支部の練習に長期貸し出しして頂ける

事になった。 このチャンスを逃してなるものかと、徳島県支部各局の意欲が盛り上が

ったのは言うまでもない。 御多分に漏れず私も何日間か実際にさわっておぼえた。

もともと興味のある分野、やればやるほど面白いシステムで、実に良くできている。

これからは、機器の貸し出しは協力頂いても、集計は我々で出来る様にしたいものだ。

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2013年4月 9日 (火)

広島県呉市でARDF④

先ず、5番TXが一番近い様だったので5番から探しに行ったが、見つからない。

必ず近くに有る事は間違いない処まで追いつめたが無い。 1回逃すと次に電波が

出るのは5分後になる。  5番TXが電波を出している1分間が勝負であるが、結局

ここ1箇所で、競技時間の半分の70分を消耗する事になってしまったのである。

最終的には、山肌の岩場をよじ登った下からは見えない高台にTXは隠れていた。

60過ぎのオヤジには登るのはチョット厳しい場所であり、我々のレベルではあんな

処には隠さないだろうと言う思いこみが、足を引っ張ってしまう結果になった。

それにしても、この辺りにあるのは間違いないのに見つからないのは実に悔しいが

その反面見つかった時の喜びはひとしおだ。 それだからこそ止められないのだ。

今回、全国大会のレベルは1つも2つも違う事が解って、大いに勉強になった。

最終成績はM60(60歳~69歳)クラス11人中11位と、最下位の結果に終わるも

野山を駈け巡って流した汗は爽快であった。 総合優勝はやはり高橋さんだった。

表彰式のあと 我々一行は、4月29日に徳島県支部大会での再会を約束して広島

をあとにした。(終)

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2013年4月 7日 (日)

広島県呉市でARDF③

3月24日(日)の朝を迎えた。 当日は雨だった天気予報は完全にハズレてしまい

野呂山は好天だ。 この時季競技者を悩ます山上の気温もARDFには最適の状態

になった。 初参加の晴れオヤジが如何に日頃の精進が良いかがうかがえる。

大会が始まる随分前から会場には全国のエキスパート達がすでに集結していた。

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野呂山での呉大会は今回で20回を数えるが、毎年同じ場所で開催しても隠し場所

に不自由しない地形は全国の猛者(モサ)達を悩ませていると言う事である。

そんな大会、私の様な初心者は1つでも見つけられれば良しだと開き直ったら気が

少し楽になった。 受付を済ませてゼッケンを貰う。  競技者は全部で33名、私は

最初のスタートから25分遅れの第6組になった。  6組には広島のJK4VBZ高橋

さんがいた。 いつの大会でも上位入賞の常連で、彼の動きを勉強しようと思ったが

スタートして直ぐに見失ってしまうほど速い。 とても着いていけるレベルではない。

気が付けば、結局いつもの様に1人で探索しているオヤジの姿がそこにあった。

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2013年4月 5日 (金)

広島県呉市でARDF②

当初の天気予報とはうらはらの春の陽気の中、車は順調に移動し呉市に入った。

昼食を済ませた我々一行は、まず「大和ミュージアム」に向かった。

ここは戦艦大和を中心に、旧日本海軍が誇る各種戦艦や、空母、潜水艦、魚雷、などの

造船技術資料や戦争に関与した歴史が模型と共に展示されているミュージアムだ。

拝観して行くほどに改めて戦争の歴史が悲しい。 特に広島の場合は原子爆弾と言い

戦争に関しては悲しい出来事が多い県だという印象を強くした。

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大和ミュージアムをあとにした我々一行は、宿泊地でもあり、今回のARDF大会の会場

にもなっている野呂山の山上に向けて移動した。 途中夜の宴会用の酒と食料を調達

し、まだ日が高い内に「野呂高原ロッジ」に到着した。

既に高原ロッジには宮崎の甲斐さんを始め、鹿児島の坂口さん、福岡の穴見さん夫妻

や地元広島の高橋さんらARDF大会では上位入賞でお馴染みの常連エキスパート達

が到着していた。 入浴・食事のあと、広い和室の一室に集合して、懇親会が始まった。

私の様なARDFのビギナーにとっては、話の1つ1つが為になる話しばかりである。

翌日は大会だと言うのに、ARDF談議は夜遅くまで続いた。

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2013年4月 2日 (火)

広島県呉市でARDF①

いつの間にか4月に入った。

現在、徳島も例年より早めに桜満開の時季を迎えている。

3月もブログの書き込み件数は少なかったが、ネタが全く無かった訳ではない。

相変わらず、趣味の分野では充実した日々を送っており、最近は土日に実家にも顔を

出せない事があるぐらい行事が目白押しだ。 病に倒れた2年前とは大違いである。

大きなところでは、広島県呉市で行われたARDFの大会に参加した事である。

呉市にある「野呂山」を利用して毎年開催されている有名な大会ではあるが、私は今年

初めて参加だ。 徳島の各局5名で車に乗り合わせ、3月23日(土)の朝徳島を出発。

高松自動車道から瀬戸大橋を渡り、岡山から中国自動車道で一路広島を目指した。

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