私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2013年5月

2013年5月31日 (金)

四国地方ARDF大会②

大会が始まった。 大会長の挨拶、審判長のルール説明があり、全員で集合写真

を撮ったあと、スタート地点まで徒歩で移動した。

私のゼッケンは243番、スタート組は第1組で10時30分のスタートだ。

スタート10分前に地図が配られた。 香川の地図はいつも立派な出来映えだ。 

特別な地図ソフトを利用してカラーで作成されており、とても見やすい上にレーザー

プリンタで印刷されているので、雨に当たってもインクが流れない。 この辺のところ

にもレベルの高い香川の配慮がうかがえる。

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10時30分スタート。 今回はいつもと違う作戦で受信開始地点で一番遠そうなTX

から攻める事に決め、ひたすらその方向に向かって移動した。 作戦成功!!

第1TXを発見し、チェック。 ただ良かったのはこれだけ。 香川がこんな簡単な隠し

方をする訳がなく、その後は反射を巧みに利用して、信号に近付いて行ったら逆に

急に弱くなる様な巧妙な隠しテクニックに、時間だけが無駄に過ぎて行った。

結局、最初の1番TXを1個見つけただけでフィニッシュ。 いゃ~参った降参である。

順位はM60クラス13人中10位に終わったが、今回も良い汗がかけた。

競技のあと頂いた昼食も美味しく、汗を流した春日温泉も立派でとても満足した。

今回、香川は実に素晴らしい施設を利用した素晴らしい大会が行えたと思う。

徳島にこの様な施設があるかどうか、この辺のところも今後の課題になりそうだ。

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2013年5月28日 (火)

四国地方ARDF大会①

またまた恐縮であるがARDFの記事になってしまった。

やはり60歳を過ぎてこの競技にハマッてしまった証拠だろう。

一般のオヤジの「ゴルフ」と同じ様なモノではないだろうかと私は思っている。

今回の大会は、お隣り香川県の「さぬき市」で5月26日(日)に行われた。

私は18歳で徳島を離れて以来、香川県はほとんど訪れてはいなかったが、さぬき市

は、この間に新しく出来た市で、「讃岐津田」とか「志度」がこの市に入っている。

徳島からはJRの高徳線に沿って、鳴門経由で海沿いを走るルートもあるが、今回は

吉野川市のJI5GTK野口さんの車に便乗させて貰い、昨年徳島県支部の大会をした

三木武夫の出身地である、阿波市土成町から山越えで北上して会場に向かった。

目的の会場は、さぬき市寒川町にある「春日温泉寒川福祉センター」である。

会場までは吉野川市を出発して1時間足らずで到着。  意外と近かったのに驚いた。

会場では既にお馴染みの香川各局が集まって、準備で忙しそうに動いていた。

その内、先日の徳島県支部大会、宮崎のライオン丸大会で一別以来のエキスパート

達も次々と会場に到着した。  遠くは東京に始まり、北陸・中部・近畿・中国・九州など

からのエントリーがあり、今回は47名ほどの参加になった。

私もこの競技を始めて1年少々、実力のほどは初心者レベルであるが、毎回参加の

エキスパート達とすっかり顔馴染みになって、大会で顔を合わすのが楽しみになった。

こんなところが、ARDFの良いところの1つではないだろうか?

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2013年5月20日 (月)

ARDF三昧の連休⑦

高千穂は山の中、昨年同様今年もアップエンドダウンが激しい移動探索になった。

そんな中、意外に短時間で5番TXを発見。 その後2番TXの方向も掴んだがこれが

高千穂マジック。 山岳反射によってとんでもない方向の谷底に導かれてしまった。

最終的には谷を越えた山の上に発見したが、結局今回もここで時間の大半を使って

しまい、発見したTXは2個、タイムは2時間26分18秒でギリギリの帰還であった。

結果は30人中14位に終わったが、今回も心地よい汗がかけた。

マラソン同様、競技中は苦しい時もあるが、TXを見つけた時の喜びと、競技を終えた

あとの爽快感がたまらず、また参加したくなる本当に不思議な競技である。

大会を終え、5月26日に香川県さぬき市で開催される四国地方大会での再会を約束

して宮崎を後にした。 今年もまたARDF三昧のゴールデンウィークであった。( 終 )

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2013年5月18日 (土)

ARDF三昧の連休⑥

明けて5月4日、この日は無線オヤジの63回目の誕生日である。

一昨年、病院のベッドの上で誕生日を迎えた事を思うと2年で本当に元気になった。

これも退院後にARDFと言うモノを始めたお陰だと思っている。

前の晩、ほとんどの参加者が寝袋持参で来訪し、甲斐さん宅や車内でステイした。

毎年の事であるが、宿泊に高千穂牛のバーベキュー、朝食、ARDFの後のお弁当が

セットで¥3000の会費である。 間違いなく主催者の持ち出しになっている事だろう。

本当に有り難いARDF大会である。

朝食を済ませて、スタート地点に移動した。 この大会は甲斐さんの娘さんご夫妻が

主になってお世話をして下さる。 今回も受付から集計まで大忙しである。

ゼッケンを貰い、スタートの順番を待つ。 天気は快晴で紫外線が強そうである。

9時に最初の組がスタートした。  私は2組で、9時5分のスタートだ。 競技時間は

2時間30分なので11時35分迄に帰還しなくては失格になる。

新緑とマイナスイオンに包まれた高千穂高原で気持ちのよいスタートを切った。

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2013年5月17日 (金)

ARDF三昧の連休⑤

JARL徳島県支部のARDF大会が終わって中3日、連休後半は宮崎へ乗り込んだ。

昨年も参加したJK6XEY 甲斐さん主催の「ライオン丸」大会に参加の為である。

5月3日朝5時、徳島から参加の3名が車に同乗し、土成インターから徳島自動車道

松山自動車道を通って、一路八幡浜港に向かった。 今回往路は三崎-佐賀関間を

結ぶ九四フェリーの予約が取れず、八幡浜-臼杵(うすき)間を結ぶオレンジフェリー

に乗船し九州を目指した。 11時過ぎに大分県に上陸、山道を通って宮崎県高千穂

に向かった。  途中、無線の交信もしていないのに香川県から参加の3局とバッタリ

出会い、一緒に車を連ねて高千穂に向けた。 13時半頃に高千穂の甲斐宅に到着。

6名で少し遅い食事をしたあと、天の岩戸神社と高千穂峡の観光に出掛けた。

私は、2ヶ所とも昨年訪れており、今回は香川の各局を案内する様な格好になったが

高千穂峡は何時来ても素晴らしい景観だ。 さすがに宮崎を代表する観光地である。

夕刻、観光を終えて甲斐さん宅に帰って来た時には、九州各地、広島、山口などから

お馴染みの顔ぶれが既に到着しており、恒例のバーベキューが始まろうとしていた。

昨年もご馳走になったが、高千穂牛のバーベキューは実に美味くてビールが進む。

特に同じ趣味の仲間と語り合いながらの宴は本当に楽しいモノである。

この日は夜遅くまでARDF談議に花が咲いた事は言うまでもない。

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2013年5月14日 (火)

ARDF三昧の連休④

4月29日、大会当日の朝が来た。

現地にステイしていたスタッフ達は早めの朝食を済ませて開会式の準備に入った。

まだ朝早いと言うのに選手、スタッフが続々と土柱ランドの駐車場に到着し始めた。

私は、TX担当のスタッフを集めて最終チェックに入る。 TXの状態と設置する場所を

最終確認し、タイマーを40分にセットし、9時31分にTXのリセットスイッチを押した。

これで10時11分に1番TXから電波が発射される。 全員での集合記念撮影を終え

各自担当のTX設置場所へと向かう。 無事に電波が出続ける事をひたすら祈った。

私は、直ぐスタート近くの受信開始地点まで受信機を持って確認のため走った。

10時11分、1番TXが鳴き始めた。 続いて2番・3番と移り変わって行く。

無事に5番TXまでの発信を確認し、ホッと一息つく。 まずはヤレヤレである。

開会式のあと、10時30分に第1組のスタートから競技が始まった。

今回の大会の競技時間は2時間、最終組の競技が終わるのは13時で、それまでの

間は、少しゆっくりするが、TXが故障した時のため、予備のTXを準備して待機した。

競技が始まれば速いモノで、2時間しない間に次々と選手がゴール地点に帰って来る。

早く帰って来るのはいつも大体同じ顔ぶれだ。 本当に全国レベルの選手は凄い。

13時に競技終了、選手は無事に全員ゴールに帰還した。 怪我などなく何よりだった。

食事のあと、閉会式が行われたが、我々TX担当スタッフはTXの回収に向かった。

回収のために停波するまで正常に作動してくれたTXに感謝する。

大会自体も大きな問題は無く、参加の方々にも満足したと言う感想を頂戴し、大盛況

の内に終える事が出来た。 県外から参加のエキスパート達は、次の大会での再会を

約束し、徳島をあとにした。

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2013年5月13日 (月)

ARDF三昧の連休③

4月28日、スタッフは今回の大会で使用するゼッケン、SIチップ、参加記念のバッジ

などを封筒に入れ、参加者の名前を打ち出したシールを貼って受付のための準備を

終えた。 その後、翌日大会が行われる現地に移動し、TXの設置場所と電波の伝搬

状態を最終確認して、夕刻には事前の準備を全て完了した。

大会が行われる阿波市阿波町は県中北部に位置し、徳島市からは結構距離が有る

事と、翌日は早朝から会場の設営などがあり、この日は自宅に帰らず現地に泊まり

り込むスタッフも多かった為、例によってJI5GND伊丹さんの大型テントを土柱ランド

の一角に設営してのステイが始まった。 発動発電機を回すので電機の心配は無い。

お茶を沸かしたり、ラーメンを作る事も出来た。 食料と酒類は自前で持ち込み宴会

が始まった。 宴会が盛り上がった頃、群馬の清水さん、広島の向井さんと高橋さん

宮崎の甲斐さん、愛媛の松浦さんらエキスパート達がテントに来訪。 スタッフを交え

ARDF談議に花が咲いた。 話は夜遅くまで続いたが明日はいよいよ本番である。

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2013年5月 9日 (木)

ARDF三昧の連休②

JARL徳島県支部のARDF競技大会は4月29日、吉野川中流に位置する阿波市の

土柱ランド周辺で開催された。  「土柱」は徳島県の名勝地で、その名の通り砂礫層

で出来た断崖が長い間の風雨に浸食され、土の柱状になった渓谷だ。

今回の大会を迎えるにあたり、我々スタッフは何ヶ月も前から土日を返上して準備を

進めて来た。 TX(電波発信機)の隠し場所の決定はもとより、スタートやゴール位置

などの場所選定から、必要品の準備、スタッフの配置など多くの事をこなした。

一地方の大会と言えどもJARLニュースなどで全国的に公募した大会であり失敗は

許されない。 今回、私はTXの責任者を任されたが、競技中肝心な時に電波が停止

したり、1番TXから5番TXまで順番に発信が切り替わらなかったり、受信開始地点で

信号が聞こえない様な場所にTXを設置する事の無い様にしなくてはいけない。

随分責任の重い役割になったが、他のスタッフの協力を得て準備を進めて行った。

今回の大会は、申し込みの受付開始当初から出足が悪く、参加者が少ない事が心配

されたが、最終的には昨年を上回る41名が全国各地からエントリーされた。

遠くは群馬県から参加の7M3RMD 清水さんを始め、福井・岐阜・三重・奈良・兵庫

広島・宮崎など四国4県以外からも常連のエキスパート達の参加申し込みがあった。

そのエキスパート達が4月27日頃から連休を利用して次々と徳島に上陸して来ると

言う情報が入り、大会に向けての緊張が徐々に高まって来た。

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2013年5月 6日 (月)

ARDF三昧の連休①

長かったゴールデンウィークもいつの間にか最終日を迎えた。

数年前まで長い休み期間中、何もする事がなくて虚しく時が過ぎて行った事を思うと

徳島に戻ってからと言うもの実に有意義な休日が過ごせており今年の連休も大いに

充実した日々となった。 とは言っても、今年も昨年同様ARDF三昧の休みであった。

連休前半の4月29日(祝)は、JARL(日本アマチュア無線連盟)徳島県支部主催の

ARDF競技大会が、阿波市阿波町の名勝地「土柱」で開催された。

また5月4日(土)には、宮崎県高千穂でJK6XEY 甲斐さん主催で行われた恒例の

「ライオン丸ARDF大会」に参加して来た。

徳島大会ではスタッフとして、宮崎では選手として参加したが、大会の準備や前夜祭

等を含めると連日慌ただしい日々を送った。  しかしながら、同じ趣味の仲間と共に

過ごした日々は今年も本当に良い思い出になった。  そんな訳でブログ記事はまた

またARDFネタになってしまうが、今回よりしばらくの間お付き合いを頂きたい。

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