私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2013年6月

2013年6月27日 (木)

徳島名物「やまもも」

先日まで梅雨に入ったのに雨が降らないなどと言っていたが、いつの間にか梅雨空の

毎日が続いている。 この梅雨の時季、徳島では「やまもも」が出回る。

やまももは、徳島県の木で、この時季2~3センチの赤黒い実をつける。

実は、甘酸っぱくて、徳島県人は子供の頃からよく食べるが、県外では見掛けない。

理由は、流通で傷むので収穫して直ぐに食べないと美味しくないからと言われている。

実際、やまももは採って直ぐに食べないと味は急激に落ちてしまう。

私の小さい頃は、直径3センチほどの黒い大きな実のやまももが採れていたが最近は

実の大きさが随分小さくなった。 甘さも昔はもっと甘かった様な記憶があるが、最近は

酸っぱい感じがする。 これに関しては食が豊かになった影響が大きいかも知れない。

食べ方は、水洗いして塩を軽く振り掛けて食べる。昔は塩をふったら中から小さな虫が

むくむくと出て来たものだが、最近はそれもない。 やはり実が美味しくなくなっているの

かも知れない。 いずれにしろ、徳島の特産品。 今年も私は美味しくいただいた。

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2013年6月26日 (水)

特別記念局の運用

先日、法事のため家内の実家がある名古屋に帰った。

名古屋は私の大学時代と、就職してからの6年間を過ごした地でもあり、趣味である

アマチュア無線の「いろは」も、この地の諸先輩方に学んだところが大きい。

以来、私が所属する春日井アマチュア無線クラブのメンバーとは、永い人でかれこれ

40数年来のお付き合いが現在でもなお続いている。

今回も法事の合間を利用して春日井に足を運び、久しぶりにメンバーと再会して来た。

ちょうど無線クラブがある愛知県春日井市が今年市制施行70周年にあたると言う事

で日本アマチュア無線連盟の特別記念局が免許を受け、運用されていた。

特別記念局とは、地方の自治体や組織の記念行事に合わせて、アマチュア無線振興

の意味から免許が与えられる局の事である。  春日井市制70周年を記念した特別局

のコールサインは 「8J2KSG7X」 5月1日から10月31日まで半年間全国に向けて

運用を行い、多くのアマチュア無線局と交信して市制70周年のPRを行う。

8J2は東海地方の記念局の意味、KSGは春日井の略、7Xで70を表している標記で

この関係者は、なかなか良いネーミングをしたものだと私は思っている。

ちょうど良い機会だったので、私もこの記念局の運用をさせて貰う事にした。

D-STARで徳島に向けて電波を出したところ、多くの仲間からの応答があった。

名古屋にも徳島にも、更には世界的な仲間が出来る趣味とは本当に良いものである。

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最初3枚の写真は私が交信した特別記念局のQSLカード(交信証明書)です。

最後の1枚は20年ほど前の移動運用時の写真をクラブのQSLカードにしたものです。

  

2013年6月25日 (火)

福井のローカル鉄道

久しぶりに福井工場に出張した。

福井工場は、東尋坊とカニで有名な坂井市三国町の、テクノポート福井と呼ばれる

工業団地内にあるが、この地区へ行くための交通の便は極めて悪い。

従来はJR福井駅かJR芦原温泉駅からタクシーで行くか、JR福井駅から京福電鉄

(現えちぜん鉄道)に乗り換えて三国駅まで行き、そこからタクシーで行くかの手段

しかなかった。 リーマンショック以降、移動には公共交通機関の利用励行が会社か

ら言い渡されたが、なにさま前述の様に最後はタクシーの利用になってしまう。

そんな折、ありがたい移動手段が誕生した。

えちぜん鉄道の「西長田」と言う駅からテクノポート迄バスが運行される事になった

のである。 しかも、えちぜん鉄道の福井駅発の時刻は、サンダーバードなどJRの

主要特急列車の到着時刻に連絡してくれており、西長田駅でバスに乗車したらすぐ

に出発しテクノポートの工業団地では乗客の行きたい会社を順番に廻って、玄関迄

着けてくれると言う親切さである。  帰りは西長田駅の発車時刻を言っておけばその

時刻に間に合う様に会社まで迎えに来てくれる、まさにタクシーの様なサービスだ。

料金は片道バスが¥350、鉄道が¥500、福井駅から工場まで¥850で行ける。

しかし、残念ながら景気回復以降この有り難い交通機関を利用する人は少ない。

急がない出張なら、のんびりとのどかな移動もなかなか悪くなく、私は好きなのだが

もっともっと多く利用しないと廃止になったら困る、と思っているオヤジである。

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2013年6月11日 (火)

郷土料理で慰労会

6月8日JARL徳島県支部の有志12名が徳島駅前の阿波郷土料理屋 「とくさん」

に集まった。 宴の趣旨は4月29日に開催されたJARL徳島県支部主催のARDF

大会の慰労会で、当日スタッフとして大会に参加したメンバーが中心に集まった。

徳島も車社会、なかなか集まって一杯を呑む機会が少ないので、12名も集まれば

上出来の方だろう。 北陸福井も肴(魚)は美味いが、故郷徳島もなかなかいける。

「鰹のたたき」などは最高だ。  一般には柚子をベースにした土佐醤油で食べるが

徳島では「塩たたき」と称して鰹のたたきに「スダチ」を掛けて、ミョウガとニンニクの

スライスを少し挟んで塩を付けて食べる食べ方がある。

鰹本来の味が口の中に広がり、これがまた実に美味い。  もっとも、これには臭わ

ない鰹を使用しなくてはいけない。高知や徳島ではチョットでも臭う様な鰹を出した

らおしまいである。 その為、刺身で食べれる様な新鮮な鰹を、あえて藁を燃やして

たたきにする。 この時季、地元の海で採れる夏牡蠣(岩牡蠣)も美味である。 

夏に牡蠣? と言って食べない人も多いので他の人の分が廻って来る特典がある。

その他、地元名物「阿波尾鶏」の唐揚げもコリコリとして美味しい。 

若鶏には若鶏の良さもあるが、地元の名物は俗に言う親の「ひね鶏」料理であるが

年を重ねた味もなかなかオツなモノである。

楽しい時間は速いモノで、宴はアッという間にお開きになった様な次第である。

Shiotataki Iwagaki Awa_odori