海上保安庁が来た
地図で見て頂くとよくわかるが、徳島の中心地は小さな島になっている。
中心地を取り囲むように川が流れている為であり、この地域は地元では「ひょうたん島」
と呼ばれている。 このひょうたん島を船でグルッと一周する「ひょうたん島クルーズ」は
人気が高く、今の季節でも天気の良い日は観光客を乗せて走るボートをよく見掛ける。
この水域は一応川ではあるが、海からの距離を考えると私の自宅前付近はたぶん海水
と淡水が混じり合っているような水域ではないだろうかと思われる。
ある日の休日、そんな川に海上保安庁の巡視船が入って来た。 海の港では時々その
勇姿を見掛けた事はあるが、海からは少し離れている川の水域で見るのは初めてだ。
徳島県庁の前は「ケンチョピア」と呼ばれヨットやクルーザー、釣り船などの停泊場所が
あるので、不正停泊している船や怪しい船がいないか巡視に来たのだろう。
ゆっくりとその舳先を進め、私の見ている前を通り過ぎて行った。
ただ、巡視船はマストが邪魔をして橋の下を通る事が出来ず、最初の橋でUターンして
海へと帰って行った。 こんな平和な徳島を巡視しなくてもいいから、尖閣諸島の付近を
巡視して島を守って欲しいとさけびたい。
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