2012秋の中国出張記⑧
本日は、江蘇省の南京から動車組列車(新幹線車両)で西に移動し、湖北省の「武漢」
近郊の街まで来ている。 乗車駅は「南京南」駅、降車駅は「麻城北」駅である。
乗車時間約3時間の列車移動のあと車で1時間ほど走って取引先の工場に到着した。
せめて土日の工場訪問はお休みにして、移動日ぐらいにして貰いたいところであるが
中国のパートナー会社の社長は仕事熱心で、大概は土曜・日曜も仕事になってしまう。
出発駅の南京南駅は新しく出来た駅で、空港を思わせるほどとてつもなく広い。
中国の場合、好きな時にホームに入る事が出来ないので、待合室で待つ事になる。
列車到着の10分ほど前に改札が始まり、乗客はホームに降りる事が出来る。
南京南駅のホームは28あり、列車の行き先によって待合の場所も違うので、乗車する
列車のプラットホームを、飛行場の搭乗口の様に把握しておかなくてはいけない。
改札が始まると自由席の人々が我先にと走るので、改札口は大混乱になってしまう。
また乗客の数も半端ではないので、自分の座席に着席するとホッとする次第である。
日本では普通の出張移動も、中国では何倍も疲れる様な気がするが、その分夕食の
ビールが美味しいのは嬉しい事である。
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