2012秋の中国出張記⑦
ここしばらくは江蘇省内の移動になっている。
本日は無錫を出発し、常州から溧陽を経由して南京に入った。
南京は大きな街であり、新しい街作りが行われている関係から至る処で渋滞がある。
交差点手前で渋滞し、抜けるまでに25分ほどを要した処もあって大変だった。
訪問した会社も周りにドンドン住宅が建って、立ち退きを余儀なくされると言う事だ。
現在、少し離れた新工業団地に新しい工場を建設中と言う話しだ。
景気が悪い悪いと言いながらも中国は目まぐるしく変貌している事は事実である。
工員の賃金も、2008年には1000人民元 (約13000円)ほどだったものが、現在
では2.5倍から3倍ほどになっていると言う事である。
公害問題をクリアするために設備投資し、工員の給与が上がって来た事で、我々が
生産している製品の競争力は以前と比べると強くなって来た訳だが同じ様に原材料
も値上がりして来ているので購買担当としてはやはり辛い面がある。
今後、中国とどの様にして付き合って行くか、再び選択する時期が来た様である。
コメント