2012秋の中国出張記②
今日は青島から同じ山東省の済南に移動し、現在済南のホテルに泊まっている。
青島から200kmほど西にある濰坊という街までは車での移動であったが、濰坊から
済南までは動車と呼ばれる中国新幹線で移動した。
車で移動している時、濰坊の街で日本では信じられない様な光景を目にした。
ちょうど田舎ではトウモロコシの収穫シーズンで、豚やニワトリの飼料用にするために
至る所で、細かくほぐしたトウモロコシを地面に広げて乾燥させている。
結構広いスペースを必要とするのは判るが、これを主要道路に広げている者がいる。
車が頻繁に行き来する大きな道路の片側車線をふさぐ様に広げているのである。
しかも1ヶ所や2ヶ所ではない、街の至る所で同じ光景を見掛けるのだ。
自分さえ良かったら他人の事は知らない、使えるモノは何でも使えと言った感じだ。
そのために、通行する車はトウモロコシをよけて反対側の車線を通行している。
通行する車も、警察も何も言わないのだろうか? 習慣の違いとは言え、この様な事
がまかり通る中国、やはりタダモノでは無い様な気がする。
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