夏本番来たる③
阿波踊りの期間中、楽しい事ばかりではなく市民の生活では困る事も幾つかある。
その1つが交通渋滞だ。 なにしろ人口を遙かに超える人数の観光客が来る訳であり
しかも交通網の発達していない四国路となればマイカーで訪れる人は自然と多くなる。
市内は何処へ行くにも大渋滞、チョットした買い物にも長時間掛かってしまう有り様だ。
特に踊りが始まる30分前の午後6時には、国道11号線や55号線等の主要幹線道路
を除いて市内に入る道路は交通規制が始まり通行が出来なくなる。
昼間、鳴門などの観光をしていた人が帰路で渋滞に巻き込まれると、市内のホテルや
駐車場まで帰れなくなってしまう、と言うトラブルも頻繁に発生している様だ。
観光客の中で市内のホテルに宿泊出来る人は幸せだ。
踊り期間中、市内のホテルと言うホテル、旅館と言う旅館は、ラブホテルやキチン宿を
含めて全て満室になる。 大半は旅行社が団体客向けに早くから押さえてしまう様では
あるが、毎年訪れる常連客の中には来年の宿泊予約をして帰る人も少なくはない。
それぐらい市内の宿泊施設は1年ぐらい前から混雑するので最近では高松や高知に
宿を取り、JRを利用して踊り見物に来る人も多いと聞いている。
しかし、この時期は前後して高知の「よさこい祭り」などもあって、どこも宿泊予約では
苦労する事は間違いない様である。
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