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2012年5月11日 (金)

九州旅行とARDF ⑤

5月4日の朝を迎えた。 この日はオヤジの62回目の誕生日である。

心配した雨もなく高千穂は晴天だ。 集合場所から改めて周りを見渡すと、新緑に彩られ

た深い山の重なりが目の前に広がっている。 天孫降臨、神話の里にふさわしい景観だ。

受付を済ませ、ゼッケンを貰う。 私は3組目のスタートになった。

JK6XEY甲斐さんの開会挨拶の後、競技が始まった。 スタート10分前に地図が配られ

いやがうえにも緊張が高まって来る。 今回は競技中に周波数が動いてしまう欠点を持つ

中国製受信機の周波数を固定する改良をして来たのでその成果を試すチャンスだった。

スタートして先ず2番TX(送信機)の電波が1番強い事を確認し、一目散に向かった。

しかしアップダウンの大きい山道は結構キツイ。  2番TXは意外と簡単に見つかった。

次に4番が近い事を確認、方向を探ると谷に向かう細い道の方に方向が取れた。

間違い無いと思い分け入ったが「無い!」送信機からの信号は5分ごとに1分間出るだけ

なので1回逃すと5分待たなくては次の信号が聞けない。 結局30分ほどを費やした。

道の奥は行き止まりの岩壁になっている。 結局トラップの様にうまく誘い込まれた感じだ。

ここでは同じように誘い込まれた競技者が2.3人一緒になって暫くの間ウロウロした。

いくら探しても見つからないので私は気を取り直して来た道を引き返し、1つ上の道路に

回りこんだ。 ちょうど行き止まりの岩壁の上あたりになる場所である。

ここにも細い道があり、その途中に4番TXが置かれていた。 なかなかうまい隠し方だ。

気付いたら残り時間は30分足らず。 帰還しないとタイムオーバーになったら失格である。

帰路は上りになっており、ゴール直前は心臓破りの坂になっている。

最後の力を振り絞ってゴール。 最後は少しキツかったがお陰で心地よい汗がかけた。

結果は2時間6分(2時間20分制限)で2個発見。 順位は22名中14位の成績だった。

成績はともかく1個でも発見出来た事と、受信機の周波数が動かなかった事が嬉しい。

競技のあと、心地よい風に吹かれ、高原で食べたお弁当はことのほか美味しかった。

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