徳島春模様②
眉山の桜は見る事が出来なかったが、帰り道に思わぬプレゼントがあった。
徳島城公園の中にまだ名残桜が咲いていたのである。
行きは違った道を通り気が付かなかったが、ここはまだ綺麗な花の木が残っていた。
山でダメなら当然街中ではダメだろうと思ったが、桜とは本当に不思議な植物である。
徳島城公園にお城はなく正式には徳島城跡公園であるが、豊臣秀吉の家臣であった
蜂須賀小六の居城として有名である。 現在では城の石垣だけが名残を残しているが
新しく整備された「鷲の門」や、城内に続く石の橋が蜂須賀家の家紋入り灯籠とともに
当時を偲ばせている。 石垣の周りにはお堀があり、桜の花びらが水面を埋めている。
さあ、南国の桜が終われば春はすぐに新緑の季節へと色を変えて行く。
今年は普通に変わりゆく季節を本当に幸せであると感じているオヤジである。
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