2012 春の中国出張記②
出張2日目、浙江省の杭州湾工業園区から江蘇省の「無錫」に来た。
今日は土曜日と言う事もあり、3時半ぐらいに早めにホテルにチェックイン出来た。
夕食まで時間が有ったので、パートナーの好意で「太湖」周辺を案内してくれると言う。
長きに渡り中国に出張しているが、ほとんどが強行軍で観光などする時間は無かった。
ひたすら長距離を移動している記憶しか無く今回の休息がとても嬉しかった。
無錫市は兵庫県の明石市と姉妹都市の提携を結んでいると言う事もあり日本から送ら
れた桜が太湖周辺にはたくさん植えられており、ちょうど桜祭りの真っ最中であった。
正直、ピークは3日ほど過ぎている開花の状態であったが、十分に楽しむ事が出来た。
今年は徳島も大阪でも満開の桜を見る事をあきらめていただけに思わぬプレゼントだ。
無錫旅情の歌詞にもあるように、鹿頂山から望んだ太湖は本当に綺麗であった。
湖にはジャンクも浮かんでおり、歌そのままの光景に十分満足した次第だ。
ただ、ここでも国民性の違いをマジマジと見せつけられる事になった。
桜見物の客の多くが写真を撮る時に桜の木を大きく揺すって桜吹雪を作るのである。
桜という花はそれでなくても命の短い花、出来るだけ花を憂い長く楽しもうという気持ち
が無い。 こんな事をしなければ今日ぐらいが本当は満開だったのかも知れない。
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