私の無線室

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2012年2月14日 (火)

無線のコンテスト

アマチュア無線の世界にもコンテストと称するモノがある。

コンテストと言っても、素晴らしい無線機やアンテナを自慢して競い合うモノではない。

決められた時間内に、出来るだけ多くの局と交信してポイントを競う大会の事である。

コンテストの種類は多くて、一地方の大会から全国、全世界の規模に至るまでたくさん

のコンテストが年間行事で開催される。  部門は個人部門もあれば、クラブ組織で競う

団体部門もある。 大体のコンテストは昼夜を通して行われる事が多く高得点を得る為

には夜寝ている暇は無い。 また、普段マイクを握らない局もコンテストには参加する事

が多いので、世界の珍しい局と空で出会う事があるのも楽しみの1つになっている。

得点の審査は提出された業務日誌(ログ)を審査して行われる。嘘の交信記録で得点

を稼ごうとしても、そうは問屋が下ろさない。交信は相手が無くては成立しないモノなの

で、相手方が提出した業務日誌と照合したらすぐに判ると言う仕組みである。

私も、若い頃は所属する「春日井アマチュア無線クラブ」で、よく団体部門に参加した。

クラブの場合は皆が協力しあってロケーションの良い近郊の山などに移動して運用を

する事が多いので、クラブ員達ともよく寝食を共にしたものである。

昔の我がクラブは数々のコンテストで優秀な成績を上げたが、最近は少し精彩を欠く。

写真は、私がコンテストの電信部門で運用している時のモノであるが、これがクラブの

QSLカード(交信証明書)になった。 このカードが交信した無線局のもとに送られる。

私にとってはとても嬉しく懐かしい記念のQSLカードである。

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