AR5001D レポート
我が家に素晴らしい受信機が来て、私の航空無線ライフは一段と楽しくなった。
アンテナを従来のホイップアンテナから広帯域ディスコーンに変えた事もあり、受信感度
は大幅に向上した。 関西空港の出域管制や到着管制、東京コントロールの山陽や播磨
セクタなど、それまでは飛行機側からの信号だけしか入らなかったモノが、管制側の信号
も入感して受信出来る様になった。 広帯域の受信アンテナと言っても航空無線の周波数
帯域で最も利得が高くなる様に設計されている仕様のモノを購入したのでアンテナだけで
Sメーターにして2つから3つぐらい信号強度に差が出ている様である。
また、最近の無線機には遊び心をくすぐるパソコン用のソフトが附属しているので楽しい。
受信機とパソコンをUSBケーブルで接続すると、受信機のコントロールが全てパソコンで
操作出来る。パソコンのディスプレイが無線機の操作パネルに変身し、周波数切り替えや
スキャン、サーチなどの指示がマウス1つで簡単に出来る様になっている。
またこの受信機は一定の周波数帯域に飛び交う電波をグラフで見る、スぺクトラム表示の
機能を備えているので、受信している周波数以外の通信状況を目で確認する事が出来る。
グラフのピークをマウスで1クリックするだけで、その周波数に移動出来るので便利だ。
パソコンで制御中、受信機側は REMOTE 表示になって直接の操作は出来なくなる。
その他、分厚いマニュアルにはまだまだ色々な操作機能か載っているが、なかなか一度に
マスター出来そうもない。 少しずつ検証して行くのもこれからの楽しみになりそうだ!!
コメント