まさかの救急救命室
医学の知識が無い私にでも真っ黒の便が異常である事は直ぐに判った。
たぶんロキソニンの影響で胃から出血しているのだろうと思いながら、腰の痛みを我慢
して掛かり付け医院まで走った。 医師は、便の色だけではなく腰の痛みが続いている
事、更には食欲がない上に変な発熱がある事など全てを含めて診断した。(4/9)
その結果は今から救急で徳島赤十字病院まで走れとの事。すぐに紹介状が書かれた。
救急車ではなかったが家内が運転する車で赤十字病院に向かい救急の手続きをした。
時刻は夕方遅くで、時間外の病院は異様に寂しかった記憶があるが、それ以降の事は
正直ところどころしか覚えていない。 のちに家内から聞いた事の方が多い様だ。
直ぐに血液検査とCT撮影が行われ、狭い部屋に移って点滴をしながら結果を待った。
診断の結果は即入院、しかもあろう事か救急救命室(ER)への入院となったのである。
救急救命室に入ると言う事は、かなり「ヤバイ」病状なのだろうと正直驚いてしまった。
更に驚いた事に、医師は黒い便の処置はさておき、緊急に肝臓の手術をすると言う。
実はCTに写った私の肝臓には大量の膿が貯まっていて、即手術が必要だったのだ。
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