私の無線室

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2011年6月17日 (金)

再びのドレナージ

別の部位に新たな膿瘍が確認された事で、退院出来るかとハイだった気分は一転した。

医師から今回のCT所見について2通りの事が考えられると聞いた。

1つは膿瘍が終息する時小さくなって消滅してしまう以外に枯れて膿の殻を造る事があり

今回それがよりハッキリとCTに写り込んだのではないかと言う事。

つまり以前のCT撮影時には、まだ膿として確認する事が出来なかったとの見方だ。

もう1つは最悪のケースだが長期に渡り投与している抗生剤の耐性菌により新たな膿瘍

が出来ている、と言う2通りである。

耐性菌による発症の場合、それに対抗する更に強い抗生剤を使って再び長時間の治療

が必要になる。 菌の種類によっては対抗する抗生剤が全く無い場合もあると聞く。

そんな事を考えると、目の前が真っ暗になってしまった。(6/6)

2つの見方の確認として、再び腰の吸引ドレナージ手術が行われる事になった。

しかし、その時の私は血液をサラサラにする「ワーファリン」と言う薬を服用していたので

止血の関係から手術が出来ず、薬の服用を中止して4日後の実施になった。(6/10)

CT画像の誘導で腰から膿のある部分に針を刺し、膿を強制的に抜き取る処置である。

膿が抜けた場合は菌の特定のためすぐに培養に廻される。

午後3時CT室で手術が始まったが、正直私は手術よりもCTでの被曝の方が気になった。

何回か腰に針が差し込まれ膿の影にヒットしていたが、結局膿は抜き取れなかった。

やはり、膿が枯れて殻を造っていた様で、耐性菌によるモノでは無かった事が判った。

飛び上がってバンザイしたい気分だった。 これで再び退院の光が見えて来た。

 

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