気になるJAL894便
最近、中国を出発する日本の飛行機が現地管制官の嫌がらせで遅延させられている。
私が搭乗した飛行機も何回か大幅な遅延に遭遇しており、その頻度は極めて高い。
帰国してからも私が搭乗したJAL894便、上海浦東空港発関西空港行きB737-800型機
の運行状況が気になって仕方がない。
JAL894便は上海浦東国際空港を現地時間の13時10分(日本時間14時10分)に出発
し、約2時間で関西国際空港に到着する予定になっている。
飛行機の出発時間とは、駐機場を離れる為に車輪止めを外した時間であり、この時刻が
定刻であれば、その後にどんな管制を受けて遅延しても、運行記録上は定刻出発となる。
ここが、航空機運航管制上のある意味盲点になっているところである。
今の季節、航行ルートの上空は時速200kmほどのスピードで強い西風が吹いている。
この影響で、上海から大阪行きの実質飛行時間は離陸後1時間半ほどになる計算だ。
従って定刻に便が出発していれば4時前には福岡コントロール四国北セクターの管制域
に入り、周波数132.4MHz でJAL894便からの無線通信の声が入って来るハズである。
同便に搭乗していると、晴れた日には徳島市の上空を通過し、鳴門海峡から紀伊水道に
出ていくのがハッキリと見える。 まさに我が家の真上を通過して行くのである。
よって、無線通信もノーノイズでハッキリと傍受出来るが、その時間はやはり遅れている。
日本機出発に際し、ほぼ毎日の様に意地悪されているのかと思うと、本当に残念である。
定時には我が家の上空を通過して行ってくれる様な中国出発を切に望みたい。
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