お薬っさん参拝
家内と2人で徳島県南部の町、美波町(みなみちょう)と言うところに出掛けた。
昔は海部郡日和佐町(かいふぐんひわさちょう)と呼ばれていたが、いつの間にか美波町
と言う地名に変わってしまった。
ここは今年の3月末まで放送されたNHKの朝の連続ドラマ「ウェルかめ」の舞台となった
処で、徳島市内からだと国道55号線を南下、小松島-阿南を通過して車で1時間少々で
到着する。 室戸岬まで残り80キロほどの距離に位置する小さな港町である。
この町はテレビで知られる様になる以前から四国八十八箇所巡礼寺の第二十三番札所
である「医王山薬王寺」がある場所で有名なところである。
地元では、日和佐のお薬っさんの愛称で親しまれている厄除けで名高いお寺である。
今回徳島に戻った事もあり、今年私は六十歳の本厄でもある事からお参りに訪れた。
山門から入り、厄坂と呼ばれる階段に61枚のお賽銭(1円玉)を、1枚ずつ置いて行きな
がら山を登った。 その後薬師如来をお祀りした本殿で般若心経を唱え最後に瑜祇(ゆぎ)
塔をお参りし、社務所で厄払いのお札を頂いて下山した。
たくさんの汗をかいたが、極めて心地よい汗であった。
その後、ウミガメの産卵で有名な大浜海岸の近くで昼食を食べ、ローカル温泉で汗を流し
たが、久し振りにのんびりした時間が満喫できた一日であった。
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