名古屋モーニング
ゴールデンウイークも、いつの間にか終わってしまった。
今回の連休は、ニトリの椅子の上で過ごす時間も短くて、比較的充実した毎日であった。
孫達と旅にも出掛け、楽しい時間を持てたが何処に行っても民族の大移動で、車の渋滞
に加え、普通の食事をするにも行列が出来てしまう様では本当に困ったモノである。
少し前に、家内と一緒に家内の実家(名古屋弁で在所と言う)がある名古屋に帰った。
愛知県は昔から喫茶店が多くて、他の県なら店屋など無い様な田舎でも、喫茶店だけが
ポツンと営業しているのを見掛ける事がある。 いわんや街では店同士の競争も激しくて
客取り合戦で盛り上がっている地域もある様だ。
競争の対象の1つにモーニングサービスがある。 名古屋のモーニングサービスは昔から
その豪華な事で有名である。 朝の開店時から午前11時ぐらいまで昼間のコーヒー紅茶
単品の料金で、豪華な軽食がサービスされる。
その内容は店によって様々であるが、普通はトーストにサラダ、卵料理、デザート類などが
付く。 正直これらの料理を家庭で調理していたら手間賃を計算すると、とてもコーヒー代
だけでは出来ない。 従って名古屋では台湾の屋台などと同じ様に、朝から喫茶店で家族
揃って食事をしている姿をよく目にする。 特に日曜日は多い様だ。
私も久し振りに信長の居城であった「清洲城」近くにある喫茶店に行ってみた。
店は早朝から混雑しており、もう少しで満席状態であったが、何とか座ることが出来た。
アイスコーヒーを注文したところ、しばらくしてモーニングセットが運ばれて来た。
本当にこれなら、昼間のアイスコーヒーはタダで飲めないと可笑しい様な内容である。
更にもっと豪華なモーニングセットを出すので有名な店も沢山ある様に聞く。
こうなると、名古屋の朝の喫茶店めぐりも結構面白いのではないだろうか?
コメント