中国的雑記帳①
オヤジがネタ切れの時、書ける事は中国のお話ししかない。今回から、これ迄
書かなかった、また書けなかった中国のお話しについて少しだけ綴ってみたい。
中国人は一言で言うと自信家が多い。あれぐらい自信がないと13億人の中で
生きていけないのだろうが、お陰でこちらはどれくらい翻弄された事だろうか。
パートナーやパートナーの運転手も馴染みのない地方に車で出張すると、その
土地の者に道を聞くことが多いが、そんな時「知らない」と答える者はいない。
絶対と言ってよいほどいない。知らなくても知っている風に自信満々に答える。
そのため、それが正しいか間違っているかは実際に言われた通りに走ってみる
しかない。あれだけ広くて複雑な国、知っている方が不思議なぐらいで、よく
無駄足を踏んだ。酒や品物も、自分の好み、自分の土地の物、自分の持ち物が
最高であり、他のモノを称えたり、自分の側を謙遜すると言う姿は、ほぼない。
あれだけ広い国、ほかに優れたモノが存在する現実を知らない者も多いようで
春節や国慶節で大移動している様子が報道されても、まだ里帰りが大半であり
様々な土地に出掛け、多くの現実を知る様になるのはこれからだろう。そんな
自国民でも知らない部分がまだまだ多い中国、ミステリアスなのは当然だろう。
そんな部分にオヤジも興味を持ったのだろうが、それにしても不思議な国家だ。
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