セミナーに参加して
先日社長の名代で、あわぎんビジネスカレッジのセミナーに参加して来た。
テーマは、「採っても良い人、採ってはいけない人」で、採用についての講義だった。
オヤジにとってこのセミナーは久々に新鮮な空気を吸った様な気持ちになり少しは
スキルアップ出来た様な気がする。 このセミナーで色々面白い話しを聴いたので
少し書いてみたい。 新卒者の募集に対して全国的に有名な「グリコ」では約8万人
「JTB」では約10万人の応募があると言う。 これらの人数をいちいち検討していた
のでは企業も大変で、一度に篩にかける作業をするそうだ。 その1つに志望動機
が有って、「あなたは何故この会社を選んだのですか?」と、書類で問う様である。
回答として「食べる事が好きだから」、「旅をするのが好きだから」と答えた人はその
時点で選考から外されると言う。 そんな回答をする者は企業には不要で、美味い
物を人に薦めたい、新しい旅を多くの人に知って欲しいから、と言う回答をした者が
生き残るそうだが、こんな方法で本当に適正な人材が採れるのだろうか? と思う。
外される回答をした者の中にも優秀な人材は居るだろうし、模範解答をした者の中
にも、採ってはいけない人が居るかもしれない。 ここに、人を「駒」の1つだと思って
いる大企業と、何としても優秀な人材を探し出したい、と考えている中小企業の差を
見た様な気がする。 いずれにしろオヤジの会社は、応募者をじっくりと時間を掛け
て選定出来るハズなので、どうか良い人材に巡り逢る様に、と願っている。