徳島の桜は満開だ
今年も花見の季節がやって来た。 7年前の悪夢の様に、いつどの様な事になるか
解からない目に遭って以来、毎年家内に 「来年の桜は見れるかな?」、などと気の
弱い事を言っては怒られて来たが、おかげで元気になったオヤジは今年も桜を見る
事が出来る。 当たり前の事が、こんなにも嬉しく感じるのも病気をしたからだろう。
まだまだ老け込む歳ではない、と言いながらも実際には随分長い年月が経った証し
に、かつて親戚が揃って行った花見の写真に写る多くの姿が今は居なくなった。
代わって新たに若い世代がたくさん増え、時代は確実に移り変わっているのだ。
それにしても、近年桜の花が咲くタイミングが随分早くなって来た様な感じがする。
これまで、桜の開花と言えば入学式の頃だったが、今や卒業式の頃になっている。
4月の花のイメージから3月の花のイメージに変わった、とマスコミも伝えている。
今年は特に開花が早かった様で、東京などでは、もう散り終えそうな状況である。
これから東京は、新入社員が花見の場所取りをする風景が見えなるかも知れない。
南国徳島は晴天が続いていて、この土日がちょうど満開、と言ったところである。
そこで本日は、家内と一緒に徳島城公園(徳島城址)を散策したが、やはり綺麗だ。
もうこの休みを逃せばダメだと思えば、満開の桜がよりいとおしくなってしまう。
場所取りのブルーシートにも余裕があって、田舎町はこんな時は都合が良い様だ。
これでオヤジの家族が揃って花見ができ、写真が撮れると良いのだが、離れて生活
しているとなかなかままならない。 この上は、来年も家内と一緒に花見ができる様
健康で頑張りたい、と思っているオヤジである。