私の無線室

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2018年3月

2018年3月31日 (土)

徳島の桜は満開だ

今年も花見の季節がやって来た。 7年前の悪夢の様に、いつどの様な事になるか

解からない目に遭って以来、毎年家内に 「来年の桜は見れるかな?」、などと気の

弱い事を言っては怒られて来たが、おかげで元気になったオヤジは今年も桜を見る

事が出来る。 当たり前の事が、こんなにも嬉しく感じるのも病気をしたからだろう。

まだまだ老け込む歳ではない、と言いながらも実際には随分長い年月が経った証し

に、かつて親戚が揃って行った花見の写真に写る多くの姿が今は居なくなった。

代わって新たに若い世代がたくさん増え、時代は確実に移り変わっているのだ。

それにしても、近年桜の花が咲くタイミングが随分早くなって来た様な感じがする。 

これまで、桜の開花と言えば入学式の頃だったが、今や卒業式の頃になっている。

4月の花のイメージから3月の花のイメージに変わった、とマスコミも伝えている。

今年は特に開花が早かった様で、東京などでは、もう散り終えそうな状況である。

これから東京は、新入社員が花見の場所取りをする風景が見えなるかも知れない。

南国徳島は晴天が続いていて、この土日がちょうど満開、と言ったところである。

そこで本日は、家内と一緒に徳島城公園(徳島城址)を散策したが、やはり綺麗だ。

もうこの休みを逃せばダメだと思えば、満開の桜がよりいとおしくなってしまう。

場所取りのブルーシートにも余裕があって、田舎町はこんな時は都合が良い様だ。

これでオヤジの家族が揃って花見ができ、写真が撮れると良いのだが、離れて生活

しているとなかなかままならない。  この上は、来年も家内と一緒に花見ができる様

健康で頑張りたい、と思っているオヤジである。

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2018年3月30日 (金)

新入社員研修に想う

28日・29日の両日、あわぎんビジネスカレッジの新入社員教育に参加して来た。

オヤジが新入社員と言う訳ではないが、今度入社する新人の受講を聴講する形での

参加となった。 これから社員教育を担当するオヤジとして、2日間真剣に受講した。

サラリーマンは、何処かで会社人教育を受ける必要があり、また会社は提供する必要

がある。 過去に一度も教育を受けた事が無い者に対して、君はあれが出来ていない

これができていない、と言うのは理不尽であり逆にそれは教えていない会社の責任だ

と認識すべきだろう。  オヤジ自身を振り返ってみると、長い勤務において実践ができ

たかどうかは別にして、最初に入社した会社で、当時「地獄の研修」と呼ばれた2か月

間に及ぶ新入社員研修が、現在に至るオヤジの血肉になっている事は間違いない。

今でもその事には大いに感謝している。 皆さん、学校などでも経験された事があると

思うが、最初はイヤだイヤだと思っていた先生が、卒業する頃にはまた卒業してから

一番懐かしく想い出深い先生になると言う事を。 社員研修もそんなもので、受講する

時は面倒でもその教えは結構あとになって良かったと思えるものだ。 しかも、知らぬ

間に自然に身に付いているのが不思議である。

それにしてもあの地獄の研修は、今思い出してもよくやれたと思う事がたくさんあった。

1日中お辞儀をしていたり名刺の交換や電話の応対練習などに明け暮れ、我々は何

をしているのか、と思う事もたくさん有った。 1週間で人数が半分になり、その次の1週

間でまた半分になると言う現実だった。 せっかく入社が出来たのにそれを棒に振って

故郷に帰って行った人は、その後どうしたのだろう。 確かに当時土曜日は休みでなく

2か月で8回も9回もある日曜日は、ほぼ外出禁止で、まさに刑務所での研修さながら

だった。 今はそんな研修は流行らないかも知れないが当時は何処の会社も結構厳し

かったと聞いている。そんな研修に、学生気分が抜け切れていない若者がついて行け

なくなるのも無理はないが、辛抱出来ずに辞めて行くほどのものだったのか、どうかは

今でもオヤジには解からない。 そんな研修に比べたら今の研修は、ロールプレイング

を中心とし、若者ウケして楽しく覚えるスタイルの研修になって来ている。

何かにつけて恵まれた社会になって来たものであるが、平和ボケしている現代の若者

は何処かで軍隊式の教育(軍隊教育ではない)も受けておく必要があるかも知れない。

新人の研修を聴講し、改めて昔の研修を思い出しているオヤジである。

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2018年3月29日 (木)

健康志向と通販

先日、テレビで夜間頻尿の改善策について放送していた。 幸い、オヤジの場合には

よほど就寝前に水分を摂った時以外、ほとんど朝までトイレに行く事が無いので幸い

なのだが、改善策は極めて簡単で誰でも出来る。 それは就寝の4時間前に入浴する

事だそうである。 就寝中に膀胱内に溜まる水分の多くは、昼間下肢に溜まったむくみ

水だそうで、横になる事で下肢から膀胱に移行すると言う事だ。 このむくみ水を入浴

で、速やかに膀胱に逃がしてやる事により、就寝前のトイレだけで済むと言う事だ。

効果は速い人では3日ぐらいで表れる様で、1週間もあれば改善出来るそうである。

問題は寝る4時間前に風呂に入れるかどうかだ。 夜9時に寝る人は夕方5時に入浴

しなくてはいけない。 この4時間と言う時間が大事なので結構難しい人が居るだろう。

それにしても最近の通販放送は凄い。 BS放送のコマーシャルのほとんどが通販だ。

健康志向の世の中になった影響からか、青汁に始まり、すっぽん黒酢、のこぎり椰子

ローヤルゼリーにプロポリス、ヒアルロン酸にコラーゲンと数えればキリが無い数た。

身体に良いからと全て摂っていると、それだけでお腹一杯になり死んでしまいそうだ。

サプリメントと薬の位置づけも難しく、良くない飲み合わせなども絶対無いとは言えない

と思うが、健康になりたい、美しくなりたい人のハートをくすぐっている様である。

そのほか、通常4900円のスペアマイクが付いて1万円のカラオケセットに、サイクロン

掃除機、快眠枕に真珠のネックレス、人の欲望をそそる通販は、今や目白押しである。

Aojiru

Hiaru

Sapuri

Callc

2018年3月28日 (水)

せいろ蒸し事件

中国地方ARDF競技大会の前夜、有志による懇親会が鳥取市内の居酒屋であった。

オヤジたち香川、徳島組が大半を占めたが、全員で17名ほどの人数が集まった。

遠くは、関東や新潟からの参加もあり、懇親会は楽しいものになったが、その宴会の

席て、チョッとしたトラブルがあった。 この居酒屋の名物料理は「せいろ蒸し」で IHの

コンロの上に、料理が入ったセイロ(蒸籠)を乗せて蒸す料理だ。 宴会が始まる頃に

店員がコンロのスイッチを入れ、「20分ほどで食べれますから」、と言ったが、時間が

来ても一向に温かくならない。 鍋は熱くなっているのだが、IHの電源が切れている。

店員に言って再度ONにして貰ったが、またすぐに切れた。  これにはアマチュアと言

えど無線技士が黙っている訳が無く、診断の結果どうも過熱防止の安全装置が作動

しているらしい事が判った。 オヤジが蒸籠を持ち上げて見たら、鍋の中に水が無い。

カラ炊き状態である。 そこでもう一度店員を呼んだが、IHは時間が掛かるので気長

に待って下さい、と半ばキレ掛けられる始末である。 これには全員が、もしかしたら

この調理は、水を使わずに温める方式では無いのかと思ってしまうほどであった。

しかし、どう考えても可笑しく、状況をもう一度無線局が揃って店員に説明したのだ。

店員の驚き様と言えば尋常では無かった。 穴が有ったら何とかとは、あの事だろう。

店の準備の仕方から、水を入れ忘れているなどと、言う事は考えられなかった様だ。

うっかり ミスは、絶対にありえないハズだ、と言うところから発生する見本であったが

お蔭で、20分程で食べられるセイロ蒸しを口にするまで、我々は1時間近くを要した。

Ihconro

Seiromushi

2018年3月27日 (火)

中国地方大会記②

久々に競技に参加したオヤジは、ここで初心者にありがちなミスをやってしまった。

1番に惹かれて飛び出したが、2つTXをゲットしたあとで5番の方向を探索して見ると

何と、スタート地点から反対の方向に出る。 これは明らかに探索の順番ミスである。

ベテランは、最初に探索開始地点で信号の方向を全て地図上に位置付けして出発を

するのでこんなミスはしない。 信号だけを頼りにして地図を見ないオヤジの失敗だ。

最初に5番TXを探索してから次のTXに進むべきであったが、時すでに遅しである。

この時点から5番を取りに行くと、かなり遠いし、ゴールは気づいた地点に近かったの

で、仮に5番を取って引き返したとしても、更に同じ距離を移動する事になってしまう。

まだ80分の時間はあったが、挑戦をすれば時間オーバーになる可能性も出て来る。

色々と考えた末にオヤジの気力はここで途切れ、そのままゴール地点へと向かった。

タイムは50分、探索TXは2個で1番の帰還だったが、あとがなかなか帰って来ない。

タイムアップ迄に、全員無事帰還をしたが、今回のオヤジのタイムは相当良かった様

で、もう1つ取れていたら、と思うと残念だったが世の中やはりそんなに甘くなかった。

結果的には早くゴールして、ゆっくりしている暇など無かった事実を知る事になった。

今回、オヤジが探索すべきTXは1番3番5番の3つだったが、オヤジは 間違えて1番

と4番の2つを取ってしまった。 従って不必要なTXは得点にはならず、記録の上では

1個しか取った事にならない。やっぱり世の中よく出来たものであるが、皆さんの成績

も悪かった事から、オヤジにも第3位の表彰状が貰えたのは嬉しい限りである。

それにしても探索すべきTX番号の把握ミスをするなど、まだまだ修行が足りない様だ。

はたして、中国地方ARDF競技大会は、事故やケガ人もなく無事にお開きとなった。

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2018年3月26日 (月)

中国地方大会記①

3月25日の日曜日、ARDFの中国地方大会が鳥取県鳥取市内で開催された。

しばらく続いたうっとうしい天気がウソの様にうって変わって晴天続きとなった週末の

24日、いつものメンバーは 香川の仲間が運転する車で鳥取に向けて出発した。

瀬戸大橋から岡山に抜けるルートで向かったが、今回はこれと言った観光目的もなく

時間的にも余裕があったので、瀬戸大橋の橋脚が掛かる島、与島に降りてみた。

今まで何回か瀬戸大橋は通過したが、与島に降りるのは初めてだった。 パーキング

は広くて綺麗なところで、お天気が良かったので車も人もたくさんで混雑していた。

その後、車は岡山道から中国道を抜け、無事夕刻に鳥取駅近くのホテルに到着した。

夜は、JARL中国地方のARDF委員音頭による懇親会が行われ、オヤジたちも参加

したが、その模様はまた改めてレポートさせて頂く事にする。

翌25日、続く晴天の中で大会が始まった。 今回の競技は、3.5MHz帯のクラシック

で行われたが、昨年徳島で開催された全日本大会の準備で、ほぼ1年半実戦を離れ

ていたオヤジは、久々に選手での参加にワクワクする。 やはり選手の方が気楽だ。

オヤジのエントリーは、M60(60歳台男性)クラスで、探索TXの個数は3つである。

スタート組は2組、出発すると探索開始地点で1番TXの信号が強力に入感して来た。

近い! 先ずこの信号に導かれて取りに行ったが、近くて強いのではなく、高い位置

に有ったから強かったのだ。 乗りかかった船、ひたすら山を登って行ったが、途中で

4番TXをゲット。 なかなか幸先が良い。 長いブランクが逆に邪念を消した様で途中

フラフラになりながらも、中腹にある展望台まで無駄なく追いつめて1番をゲットする。

この時点でスタートしてから40分、残るは5番のみだったが、ここでミスに気付いた。

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2018年3月25日 (日)

2つの鹿のお話し

阿波名菓に「小男鹿」(さおしか)と言うものがある。 テレビ、秘密のケンミンショーの

「辞令は突然に!」でも徳島を代表する和菓子として紹介されたもので、徳島県人は

これと言った大切なお使いものにはよく利用する。 製造は徳島市内にある「冨士屋」

と言う菓子店で、高級小豆に、阿波三盆糖や大和芋、米粉を使った蒸し菓子である。

名前の小男鹿については、角に枝がない時期の若牡鹿の事を言うそうである。

1竿が2000円ほどだが、知らない人に贈ってもなかなか値打ちを解かって貰えない

ので、主に徳島県人から徳島県人に贈るお菓子として普及している様である。

そんな有名な和菓子だが、昔を知る人いわく、小男鹿よりも歴史が古い菓子が有ると

言う。 その名は「澤鹿」(さわしか)で、中身は小男鹿とまったく同じ和菓子と聞いた。

製造は澤鹿文明堂で、創業は冨士屋よりも古いと言う。 今でも根っからの老舗店は

いつの間にか組織力の高い冨士屋に銘菓の称号を持って行かれた、と言う感じだ。

そこで、和菓子好きのオヤジは、今回この2つの菓子を食べ比べてみる事にした。

実は速いもので、4月に父親の1周忌法要が有り、そのお土産に美味い方を贈ろうと

思っているからだ。 結果は、きめが細かくしっとりして山芋と小豆の味が絶妙な澤鹿

に軍配が上がった。 全国には、色々なメーカーから同様の商品が出ているケースが

あるが、名前の売れているものが必ず美味いとは限らないと言う実例である。

やはり、何事においても色々な事を多く知るのは大切だ、と思っているオヤジである。

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2018年3月24日 (土)

不気味な食添色素

近年、食生活が豊かになり、それに合わせる様に食品自体もカラフルになって来た。

食品添加剤、特に食添色素の発達によるものだが、「知らぬが仏」とは良く言ったもの

で、その内容を知らずに口にしていた方が良い場合があった。 最近でこそこのへん

の使用規制は厳しくなって来たが、少し前までは正直怖い部分があったのは事実だ。

皆さんよくご存じの「たくあん」を例に取ると、本来は大根の辛み成分が変化して自然

な黄色に発色するそうなのだが、いつの間にか人間はもっと綺麗な黄色を目指した。

そのため、爆薬であるTNT(トリニトロトルエン)のメチル基がOH基に替わっただけの

ピクリン酸と言う怖い薬品で大根を染めた。 オヤジらが子供の頃はこれだった様だ。

その後、オーラミンや黄色2号に代わって行ったが、いずれも有機色素であり耳かき

1杯でプールの水が着色できるほどのものだった、と言うからこれも怖い話しである。 

最近でこそ、ウコンやクチナシなど自然の色素が使用され、本来の食紅に戻っている

様だが、オヤジたちの年齢が、チクロやサッカリンなども含めて一番怖い時期の食品

添加物を口にしているかも知れない。 この影響がどう出るのか、とても不気味である。

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2018年3月23日 (金)

警察24時に想う

テレビ番組の改編期になると、「警察24時」と題した同行取材番組が放映される。

オヤジも好きでよく見るが、民を守る警察の仕事も本当に大変だ。 税金泥棒などと

言っていないで、我々ももう少し警察に迷惑を掛けない様に協力しなくてはいけない。

不必要な案件で警察官を振り回し過ぎると、本当にイザという時、皆が困る事になる。

それにしてもプロの目は本当に凄い。 パトカーですれ違う瞬間に見た運転手の表情

や、駐車場や路上に停車している車を見て職質を掛けると、大概覚醒剤や危ない物

を所持している場合が多い。 何故解るのか?と思うがそれがプロなのだろう。

オヤジが、匂いである程度の化学薬品の名前が解かるのと同じ様なものなのだろう。

これまで悪い事をしていないからかも知れないが、オヤジは警察官に職質と言うもの

を受けた事が無い。 しかし考えて見ると怖いと思う事がある。 孫たちとの昆虫採集

で使用した注射器や、砂糖代わりにポリエチレンの袋で持ち歩いているゼロカロリー

の甘味料などが、たまたま職務質問で見つかったらどうなるのか、と言う事である。

それが安全なものであっても、一通りの説明と検査は必要になるのだろうと思う。

調べたら解かると言うが、昆虫用の殺虫剤や防腐剤、人口甘味料が、薬物の検査で

本当に青色反応を示さないと言う保証はあるのだろうか、と変な心配が出て来る。

過去に福井の仲間とノンアルコールで一杯やった時、居酒屋の前でやっていた飲酒

検問でも呼び止められなかったオヤジは少し物足りなさを感じた事もあったが、前述

の「もしも」と言う事を考えたら、職務質問などは受けないに越したことはないだろう。

それにしてもオヤジの顔は、男前ではないが、悪い事が出来ない人相なのだろうか。

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2018年3月22日 (木)

水商売はボロい!

オヤジの検診項目の中にCT検査があるが、いつもそのままで輪切りにされる単純

撮影ではなく、静脈に造影剤を打たれての血管造影撮影(アンギオ)になっている。

造影剤は、CT画像をより鮮明に写し出すための薬剤だが、体にはよくないらしい。

薬剤は、樹脂の射出成型の様に撮影と連動して専用の機械で体内に入れられる。

もう何十回も撮影をしているので、オヤジの場合は X線被曝を心配しているのだが

放射線科の医師は、造影剤を出来るだけ速やかに体外に出して下さいとだけ言う。

そのため、撮影の前から大量の水分を摂る事になるのだが、病院備え付けの飲料

OS-1を薦められる。 この飲料水だが、初めて飲んだ瞬間にある事に気づいた。

それはまさしく昭和55年、発売された当時のポカリスエットの味だったのである。

水臭い、マズイ、とレポートを提出した飲料が、時を経て医薬品扱いの経口補水液

として、世に登場していたのには驚いた。  当時ポカリスエットが、その目的で登場

したハズだが途中で色気を出し、甘さを増して清涼飲料水の分野に移行したのだ。

もともとの飲料水は、経口補水液として薬局と、病院関係に侵透して行っている。

成分の薄い飲料を、倍の価格で売る。 水商売とは本当にボロい商売の様である。

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