中国の想い出⑤
オヤジの中国出張を振り返った時、自分でも感心する事は、我ながら実によく走った
ものだと言う事だ。パートナーの運転手のおかげであるが、今は当たり前に広がって
いる高速道路も、出張を始めた当時はまだ無かった路線がほとんどである。
雨の中、腸が飛び出すかと思うような道路を車の様相が変わってしまうほどのハネを
あげながら1日中走る事もざらにあった。 毎年のように高速道路が整備されて行った
が、それでも1日400~500kmは普通に走っていた様な気がする。
もちろん、遠距離は飛行機や列車、後半には新幹線なども利用したが、やはり印象に
残っているのは車での移動である。 車で移動する場合、次の訪問先までの数時間が
もったいなくて、オヤジは記憶が鮮明な内に車内でレポートを書く事にしていた。
そのため、車の後部座席にセット出来る様に吊り下げ式の小机を日本で製作し中国に
送っておいた。 これが実に役に立ちパートナーの車の後部座席はオヤジの事務所の
様になった。 おかけでホテルではレポートは無し、メールだけに集中出来たのである。
また、中国ではパソコンにも色々な不都合が発生した。 ネットワークの回線が悪い事が
多かったが、パソコン自体に問題が発生した事もあった。 そこで、いかなる場合にでも
復旧させる事が出来る様、予備のハードディスクを含めて必要部品は全てバックアップ
用に複数個用意して持ち歩いた。 おかげでいつもカバンの中はパーツで一杯だった。
現地では色々な苦労もしたが、有意義な出張が出来てオヤジの大きな財産になった。
数々の想い出が残る重要な仕事をさせて頂いた会社と、お手伝い下さった方々に感謝
しているオヤジである。(完)
ああこれは以前見た事があるな、ボコボコ道をひたすら走ってホコリまみれになったりの出張やったな、今では高速も出来国際的に見れるけど以前は何か行き止まりまであったレポ-ト見たで、なつかしいよ。
投稿: | 2016年11月 1日 (火) 13:08