靴の底が違う!
三寒四温の今日この頃だが、先週の福井では突然手荒い歓迎を受けてしまった。
2月29日の夜から降り出した雪が3月1日の朝の冷え込みでバリバリに凍ったのだ。
積雪量は少なくても凍ったらいけない。 丘の上のホテルから一般道に下りる道路は
混雑していた。 なにさまブレーキを踏んだらサザッとかなりの距離を滑ってしまう。
こんな坂道で急ブレーキを踏んだりしたら追突は避けられない様な状況であった。
この様な状態が東京や大阪で発生したら、とんでもない事になって大騒ぎだろう。
車や人が滑って通行できない映像が、終日マスコミで報じられるさまが目に浮かぶ。
やはり、雪や凍結に慣れている北国は強い。 みんな当たり前の様に通勤している。
そう言うオヤジも、初めて福井(鯖江)に出張した時には、鯖江駅を出た途端に滑って
大転倒した経験がある。 雪道の歩き方が、雪のある地域と無い地域では違う様だが
これは後に福井で生活する様になって初めて解かった事だが履いている靴も違う。
雪国仕様の靴は靴底の凹凸が大きく、滑らない素材などが張り付けられているモノが
多い。 中には、ワンタッチでスパイク状の金具が飛び出して来るモノまである。
オヤジが冬場福井で使用する雪用ブーツがそれで、「4WD」と言う名前が付いている。
その昔まだ福井に住んでいた頃に買った靴で、ふざけた名前を付けていると思ったが
凍結している様な雪道を歩くにはこれが結構役に立つ。 オヤジ愛用の雪靴である。
しかし、そんな靴たちがゲタ箱の奥に仕舞い込まれる季節は、もう目の前に来ている。
なかなか良い靴でんな、凍ってる時には最高ですな、歳とっていくとちょっとした事でコケて骨折はおおいからな、ほんと、これはいいな。
投稿: | 2016年3月22日 (火) 12:50