私の無線室

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    無線室改装しました。

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2014年11月

2014年11月29日 (土)

久々のヤフオク参加

何年ぶりかで Yahoo のオークションに参加した。

趣味の多いオヤジには有れば有ったで良い、と言う品物は結構あるが、何としても

競り落としたいと言う品物が近年無かった事もあり、しばらくご無沙汰していた。

ところが、先日の製作技術講習会でモールス通信用のメモリーキーヤー(エレキー)

を製作した事から、チョットまともな「パドル」が無性に欲しくなった。

別名「マニピュレーター」と呼ばれる横振れ式の電鍵の事であるが性能の良い米国

製のパドルは諭吉君が数枚いる様な高価なモノでなかなか手が出せなかった。

オヤジは現在までずっと国産のエレキーを何十年も使用して来たが、やはり電信を

やる以上、米国製のパドルを一度は使ってみたいと言うのが夢であった。

そんなパドルが、しかも名機「Bencher」製のものが箱入り新品で出展されていた。

久々に何日間かウオッチを続け、いよいよ金曜夜10時55分に終了時間を迎えた。

幸いな事に価格の割には最初から入札者はずっと無しだった。 最後にライバルが

出現するのではないかとドキドキしたが最初の価格で無事落札する事が出来た。

早速出品者からメールがあり、取り引きの手続きに入った。 嬉しいが落札まで長く

感じた精神的には身体に良くない久々のオークションであった。

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2014年11月21日 (金)

メモリーキーヤー

今月末に日本アマ無線連盟徳島県支部で行われる製作技術講習会に先がけ、当日

製作講習を予定している機器を一足お先に組み立ててみた。

製作したのは4チャンネルのメモリーキーヤーだが、製作における不都合や問題点が

無いかどうかを前もって確認しておくのが目的だ。 4チャンネルメモリーキーヤーとは

各チャンネルごとに登録しておいたモールス符号をスイッチを押すだけで自動

で発信してくれる装置だ。 CQから始まり、レポート、住所、名前など自動で

打ち出す便利なグッズだ。またまたズルをかますグッズの様だが実際モールス

信号を電鍵で打ちながら長時間交信をするのは大変なので少しでも省力化して

くれる装置はどうしても必要になって来る。

もちろんこれで全て交信が出来る訳ではなく、イレギュラーな問いに対しては

実際にキーを叩いての返信が必要だ。いずれにしろなかなか面白い機器である。

組立に関しては特に難しいところは無かったが、このキットは基板だけの裸で

使用する様に設計されていて、基板自体をケースに収める事は計算していない

のが難点だ。そこで基板をケースに綺麗に収納して使用したいと思ったら一部

キット中の基板専用の取付部品は使わず、別の部品を購入してケースに取付け

けて配線しなくてはいけない。そのあたりの事が確認出来ただけでも、今回の

事前製作は良かった様に思うのである。

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2014年11月20日 (木)

全日本ARDF大会④

比較的広い山道を引き返したのは良いが、今自分の居る場所が正確に掴めない。

ベテランと初心者の違いは探索技術もさる事ながら、地図を見る能力の差も大きい。

幸い、回り道をしたと思われる道路と、地図上の地形が重なるポイントが見つかった。

大きな交差点や点在する池などが、歩く途中で確認出来ると思わず嬉しくなる。

ただ、地図から判断するとゴールまでの道のりは極めて遠い。 山の中を近道すれば

最短で抜けられるのだろうと思うが冒険が出来ない。 上位に入賞出来る者はみんな

山道や獣道を通る事が出来る。 このあたりでも既に差がついてしまっている様だ。

右足の裏にマメが出来、左足の親指の爪が死にかかっている感覚が出始めたころに

ビーコン信号が強くなって来た。 道路前方の小高い丘の上に大勢の人影が見える。

ゴールだ!!  最後ゴールへのナビゲーションロードは老いも若きもみな残っている

力を振り絞って走る。 ご多分に漏れずオヤジも最後は走ってゴールに駈け込んだ。

最終成績は、1時間31分で探索TX2個、M60エントリー34人中18位の成績だった。

TXの設置場所の解答発表で、オヤジの帰路の途中に1番TXが有った事が解り、3つ

取れたかも知れないと悔しい思いをしたが運良く取れていても帰路にこれだけ時間を

使ったら、またタイムオーバーしていたかも知れないと考えるとこれで良かったと思う。

レベルの高い選手が多い全国大会、オヤジにしては上出来の成績ではないだろうか。

  

2014年11月19日 (水)

全日本ARDF大会③

午前11時50分、電子スターターが出発の合図を告げた。

スタートしていきなり上り坂だ。 この時点でオヤジは既に最後尾になったが走るのを

争う競技ではないと言い聞かせて坂を登った。 ただ、スタート会場からオヤジの姿が

見えなくなってしまう迄は絶対にコケない様に注意して走った。(笑)

探索(受信)開始地点でイヤホンを装着する。 さすがに全国大会だけあって受信開始

地点に到達する前にイヤホンを着ける者がいないか複数の審判員が監視している。

山道にも私語チェックの審判員が多い。 やはり地方の大会とは訳が違う様である。  

スタートから750m地点を過ぎ、山道のカーブを幾つか曲がった時に4番TXが鳴いた

しかも結構強い信号だ。 そのまま追い詰めてGET、今回は幸先が良い。

続いて5番TXを小高い丘の上でGET、ここまでスタートから30分経っていない。

M60の探索TXは3個だが、昨年の失敗もあり、今回は2個見つけた時点で一目散に

ゴールに向かう事を決めていたので、残り約110分を残して帰路に就いた。

帰りのビーコンの方向を頼りに山道を進んだが、イマイチ距離感がつかめなかった。

ただ、方向性は出ているのでその方向に進路を取ったが、出たのは崖の上だった。

下に道は見えるが降りられない。 やはり地図の等高線などから山の地形を判断する

事が出来ない初心者の陥る失敗である。 こんな事もあるので時間に余裕は必要だ。

急がば回れ、結局オヤジは来た道を引き返して大回りで大きな道に出る事を決めた。

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2014年11月18日 (火)

全日本ARDF大会②

今回の競技会場は福山市の「みろくの里公園」周辺だ。

小高い山の上にあり、見るからにARDF競技にはもってこいの場所の様である。

15日の競技受付は10時30分からだと言うのに、会場駐車場には前泊組を含めて

既に全国から大勢の選手が到着していた。 東日本各地の選手はあまり顔馴染みで

ない方もいたが、それでも全国大会となると、集まってくる常連の選手たちは多い。

先ずは挨拶交換だ。 このARDFと言う競技は、苦しい戦いを共有する為か競技以外

では通常のアマチュア無線の仲間以上にお互い連帯感が有りみんな極めて親しい。

久々に会う嬉しさがこの上なくたまらないのが不思議なところである。

受付を済ませ、競技服に着替えて胸と背中にゼッケンを着けるといやがうえにも戦闘

モードに突入する。 今回の競技参加者は約150人余り、オヤジは20組中、17組目

のスタートだ。1組7~8名が、電子時計で正確に5分ごとにスタートして行くので最初

のスタート組から最後のスタート組まで95分掛かる計算だ。

この待ち時間に、みんな色々な作戦を立てる様だがオヤジにはそんな余裕は無い。

ひたすら出発時間が来るのを待つのみだ。 スタート15分前に名前が呼ばれた。

スタート10分前に競技エリアの地図が配られ、さあいよいよ競技開始である。

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2014年11月17日 (月)

全日本ARDF大会①

11月15・16の両日、広島県福山市で全日本ARDF競技大会が開催された。

昨年オヤジが初めて参戦した、富山県砺波市での全国大会からはや1年が過ぎた訳

で、本当に月日が経つのは速いものだ。 昨年は降りしきる雨の中、ズブ濡れになって

探索したもののTXを1つも見つけられず、おまけに時間超過までしてしまうと言うこの

上ない苦い経験をした大会である。 本来は、全国の強者が世界大会への切符を掛け

て競い合う大会であり、オヤジの様な初心者レベルの者が出場する大会ではない。

しかし、「何事も経験」、更には「全国的な位置付け確認」の目的で今年も参戦した。

また今年も恥をかく事になるかも知れないが、ARDF徳島の代表として、大きな大会を

見ておく事は、今後の組織運営上とても重要になって来ると考えたのも事実である。

今回も徳島からの参加者と共に早朝徳島を出発、香川の仲間と合流し瀬戸大橋経由

で広島を目指した。 いつも遠征は香川の友人の8人乗りワゴン車に分乗して向かう。

車は秋晴れの瀬戸内を走り、3時間足らずで福山市の「みろくの里公園」に到着した。

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2014年11月11日 (火)

北四国ARDF大会

11月9日、香川県高松市の公渕森林公園周辺で 第22回北四国ARDF競技大会が

開催された。 今シーズン初めての大会だったが、事前の練習会が2回雨で流れた上

大会当日も朝から雨であった。 悪コンディションと練習不足で、昨年砺波市で行われ

た全国大会での悪い記憶( 探索TX無しの時間超過 )がよみがえったが、気持を切り

変えて競技に臨んだ。 この競技はゴルフ同様に雨天決行の競技のため天候に左右

されるところが大きいが、条件は参加者全員が同じなので雨も味方に付ける事が重要

なポイントだ。 その1つが受信機の防水対策だ。  競技中に受信機に雨水が入って

聞こえなくなり、リタイヤすると言う例をいくつも見て来たので、今回オヤジも前日から

受信機にサランラップを巻いて備えた。 お陰で受信機のトラブルは無く探索出来たが

雨で足場が滑り、この年では「藪こぎ」と呼ばれる山斜面のブッシュの中を登り降りして

近道を取る様なテクニックが出来ない。 その結果、山の下に設置されているTXを山の

上側から至近距離まで追い詰めたが降りれず、結局長い道のりを大回りしてGET。

こんな事で無駄な時間がドンドン過ぎて行き、結果的に致命傷になる事が多いのだ。 

しかし、今回の悲劇は、帰路で地図の南北を反対に見てしまった事によって起こった。

ゴールまでの距離を完全に見誤り、引き返すタイミングの時間計算が狂ったのである。

必死でゴールに走るも、探索TXは2個ながら僅か3分の時間超過で失格に終わった。

結果論だがあと5分早く引き返していたらM60クラスで5位入賞だったと思うと悔しい。

やはり今回も初心者の凡ミスをさらけ出してしまった。 地図が見えないとは言語道断。

さあ1週間後は全日本競技大会だ。 気を取り直し、恥ずかし気もなくまた参戦したい。

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2014年11月 7日 (金)

こんな事もあるのか

11月4日と5日の両日、三国で常宿にしているホテルが満室で予約が取れなかった。

オヤジは観光ホテルに会社契約のビジネスプランで宿泊しているため、カニのシーズン

などには予約が一杯で満室になる事もあるが、解禁前のウィークデーには珍しい事だ。

最悪の場合には、越前鉄道で福井まで行かなくてはいけないのか、と覚悟したがダメ元

でネットの安宿検索を掛けて見たところ、何と芦原温泉の「清風荘」が ¥6000で載って

いたのだ。 「あわらの清風荘」と言えば芦原温泉でもトップクラスの温泉宿で、通常価格

は驚くほど高いはずのホテルだが、訳あり部屋8畳(眺望悪し)と条件付きで出ていた。

会社の仲間には「幽霊が出るのでは?」などとさんざん脅されたが、早速予約してみた。

はたして結果は、こんな事もあるのか?、と思うほど素晴らしいの一言である。

もちろん、夕食は用意されていないが、8畳の部屋は一人には十分な広さだ。

ウエルカムお茶菓子も用意され、アメニティグッズも揃っていて言うことは何もない。

風呂はこの上なく広く、朝食バイキングの品数も豊富で、通常の宿泊と何も変わらない。

需要と供給のバランスの結果だろうが、もの凄くお得に感じた今回の福井出張であった。

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2014年11月 6日 (木)

カニ解禁日の福井

11月6日、北陸福井はカニ漁の解禁日を迎えた。

毎年カニ漁が解禁になる頃から北陸地方はドンヨリ鉛色の冬空の日が多くなって来る。

ご多分に漏れず今年も、移動性の高気圧に覆われていた昨日までの穏やかな秋晴れ

の天候から一転して朝から冷たい雨になった。 南国生まれの者からすればどうしても

心が沈んでしまうが、地元では今日からはそんな感傷に浸っている暇はないだろう。

今晩カニ漁の船が港に帰って来る頃から三国の街は一年で一番忙しい時季を迎える。

福井のカニ漁は、漁に出たその日の内に帰港するためカニの鮮度が落ちないと言う。

そんな事からも「越前ガニ」は、ブランド蟹としての値打ちがあるのだろう。

今日は、初競りが行われる迄に福井を離れ大阪に戻って来たが、今頃はトロ箱を蹴り

ながら、ご祝儀価格での商いが最高潮を迎えている頃ではないだろうか?

たとえ小さな街であっても全国的に自慢できるモノがある事は本当に素晴らしい! 

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2014年11月 3日 (月)

防災フェスタ2014

11月2日の日曜日、板野郡北島町の県防災センターで「防災フェスタ2014」が開催

された。  災害に対する備えと意識向上をテーマにした各企業のブース展示や、警察

消防、自衛隊など公官庁の活動報告により幅広く市民に「防災」をPRするイベントだ。

JARL徳島県支部もアマチュア無線の活動宣伝のためテントブースを1つ持った。

本来、アマチュア無線は趣味で行う通信であって、災害時などに使用する事は目的外

通信と位置付けされるが、人命最優先と言う立場からこの目的外通信で過去に多くの

命を救った例もあり、日々の通信訓練によって「もしも」の時に役立てる事もある。

実際、災害により携帯電話やプロ通信の中継局などが打撃を受けた時はシンプルに

アマチュア無線局のリレーで情報を伝達して行く事が出来ると言うメリットもある訳だ。

勿論、この部分を全面に出した訳では無く、ARDFやコンテストなども含めて幅広くPR

した。 ブースには飯泉徳島県知事の来訪もあり活気づいたが、オヤジが無線に興味

を持った頃の年代の少年少女の来訪が極めて少なかったのが残念だ。

やはりスマホの時代、アマチュア無線は遠い時代の遺物になってしまうのだろうか?

 

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