真夏の工場にて
台風12号が連れて来た巨大な雨雲が四国地方に何日も大雨を降らせている。
もう堪忍して欲しいと思うぐらいの雨の中、徳島を離れて福井工場へ出張に向かった。
福井地方もいつものスッキリとした夏空ではなかったが、久々に見る太陽が眩しい。
日中は工場内を歩くとアスファルトの舗装が溶けそうな照り返しがあり、汗がにじむが
そんな一角に小さな涼しさを見つけた。 本来化学工場には似合わないゴーヤが良く
育っている。 夏の日陰を作るにはゴーヤは最適だと聞いていたがその通りである。
弦は高く巻き付き、たくさんの葉が日陰を作っている。 工場の先輩が丹精込めて育て
たものであるが、立派なモノである。 大きな実がたくさん収穫できたと言う事だが残念
ながら昨日ほとんど摘んでしまったそうだ。 弊社の工場も以前は桜やカイヅカイブキ
などの木が工場の周りに植えられていたが数年前に太陽光発電用のソーラパネルを
設置する際に撤去され緑が少なくなった。 そんな工場で見つけたゴーヤであった。
まだまだ夏本番、もっともっと育って北陸の夏を少しでも涼しくして欲しいモノである。
コメント