発病記念日
速いモノであれから1年が過ぎた。
東北地方太平洋沖地震、そして私の発病と2つの出来事があってからである。
昨年3月1日、総胆管の結石を取り除く為に入院していた徳島赤十字病院を退院した。
結石の影響による疝痛も無くなり3月9日には退院後検診を無事クリアし一応この疾病
による治療の終息が医師から伝えられた。安心をしたのも束の間3月11日地震と津波
が日本を襲う。 原材料確保と言うストレスを感じながら3月14日大阪本部に出社する。
取り除いたハズの石がまだ残っているような変な感触と、食欲不振に見舞われ、その日
から夜寝る頃になるとホテルで39度ぐらいの発熱があった。
熱は朝には下がったが、また寝る頃になると出る、と言うそんな繰り返しであった。
相変わらず食欲は無く3食とも何も口にしない日があった様に記憶している。
何とか1週間の大阪暮らしを終え3月18日に体調不良のまま徳島に帰って来たがその
後、6月の終わりまで長期に渡り闘病生活を送る事になった事はご承知のとおりである。
今思う事は、この頃に病院に行っていたら「敗血症」と言う重篤な病状になって死にかけ
る事もなかったと言う事である。 やはり長年の医者嫌いのツケが廻ったのだろう。
お陰様で今年は昨年とは違う体調の中で春を迎えた。 食事もビールも本当に美味い。
昨年失った春から夏にかけての季節感を今年は2倍楽しもうと思っているオヤジである。
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