私の無線室

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2012年1月25日 (水)

メーカー品の品質

ベランダの無線アンテナを見て驚いた。 アンテナと同軸ケーブルを固定する結束用の

バンドが何ヶ所か切れて落ちてしまっている。 残っているバンドを点検したところ少しの

力を加えただけで、手でもプチプチと切れるほど完全に樹脂劣化を起こしている。

この結束バンド、元々は電機設備関係のプロが配線の結束に使用していたが最近では

パソコン周りのケーブルの結束や、ガーデニング等でも使用され、百円ショップなどでも

よく見掛ける様になった。  素材はPA66(66ナイロン)のモノが中心で寸法は数センチ

のモノから数十センチのモノまで多種に渡る。 米国などでは手錠の代わりとして使われ

ているほど切れにくいのが特徴だ。  屋内仕様はナイロン素材そのままの乳白色であり

屋外仕様としては「紫外線吸収剤」が添加された黒色の耐候グレードが一般的である。

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実は今回切れた結束バンドは家内がホームセンターで買って来た安物だった。

たぶん、再生品の樹脂を使用して黒色に着色しただけの「まがい物」だったのだろう。

元々、結束バンドには「インシュロック」と言う結束バンドの代名詞になるほどの名前が

ある。 しかし正確に言えば、この「インシュロック」と言う名前はグローバル企業である

ヘラマンタイトン社の登録商標であり、当社品の結束バンド以外にはこの名前を付ける

事は出来ないのである。 やはり代名詞になる様な製品品質には素晴らしいモノがあり

それをメーカー品と呼ぶのだろう。 弊社もそんな代名詞になる様な品質を目指したい。

なお、私のアンテナの結束バンドを直ぐさま「インシュロック」に替えたのは言う迄もない。

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