太陽光発電システム
昨年末、私が勤める会社の福井工場に太陽光発電システムが設置された。
震災以降、「省エネ」と言う事が更にクローズアップされ工場として少しでも早く実現を
させたいと言う事から設置が決まった。 また、パネルの中に自社の製品が使われて
いる事も実施に拍車が掛かった要因の1つになっている。
工場の南側の堤(土手)部分、もともとカイヅカイブキや桜の木が植えられていた場所
を整地し、45度の角度で建てた金属製の基台に載せられたソーラパネルは壮観だ。
北陸と言う場所柄これだけの設備をしても平均の発電量は工場で使用する全電気量
には遙かに及ばない。 それでも日差しがある時の発電量は事務所の電気量ぐらいは
十分カバー出来る計算になる。 直流から交流に変換する機能と更に三相交流として
動力にも使用出来る設計になっている。 パネルとパネルの結線部分では直流電圧と
してかなりの高圧になるため、人に触れる事がない様に絶縁部もしっかりとしてある。
ただ残念ながら、この写真を撮影した直後に天候が一変し、雪が降り出した。
この時の発電量は0.6kw、チョット大き目のヘヤードライヤー使用で厳しい状態だ。
更にパネル全体が雪に覆われた時の発電量はとうとうゼロになってしまった。
このあたりの事象1つ見ても雪国のハンディを感じずにはいられない。
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