雪の福井に出張
先週、福井工場に出張した。 この時期の北陸と言えば古くから「雪」と「蟹」としたモノで
あるが、最近では地球温暖化の影響からか、ドカ雪が降る事はほとんど無くなった。
昭和38年と56年の豪雪以来、福井では「豪雪」と語られる様な雪は記録していない。
私も平成になる少し前に福井に来て十数年をこの地で過ごしたが来たすぐの頃はまだ
太股ぐらいまで埋まる様な雪が降っていた記憶がある。 毎年少なくなって行っている。
特に工場がある、蟹と東尋坊で有名な「三国町」は、福井でも雪の少ない地域に入る。
荷物積載用のパレットが隠れてしまうほど降ったら、結構降った部類に入るほどである。
日本海側の雪は、西高東低の気圧配置になった上に大陸からの寒気が能登半島以南
まで下りて来る、と言う2つの気象条件が重なるとひどくなると言う話しを聞いている。
今回は運悪くこの2つの条件が重なると言う天気予報の中での出張である。
幸い工場に到着時の天気は晴れ、積雪も無い。 ソーラパネルの写真を撮影する余裕
もあったが、やはり北陸の天気は怖い。 すぐ急変して前が見えないほどの雪になった。
しかしこの辺が豪雪にならない理由か、降雪は長くは続かず息をつく時間が出来る。
この間に積もった雪はとける、と言うパターンの繰り返しになっている。
お陰で翌朝の積雪もわずかであり、久々の雪道運転の通勤にも支障がなくて良かった。
ただ帰りサンダーバードの車窓からの景色は三国とは違ってやはり雪国福井であった。
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