師走訪中記③
昨日は安徽省の池州から約6時間掛けて上海に帰って来た。
今回、比較的短い日程であったがパートナーの車のトリップメーターは全行程でおよそ
2000km近くにまでになっていた。 いつ来ても中国は本当に広い。
上海市内に入ると、相も変わらず渋滞が激しくて、なかなか思うように進めないが無事
ホテルに到着した。 最近私の上海での定宿はウオッシュレットが完備され快適である。
これからいろんな地域でもこの辺の設備は段々と充実して行く事だろう。
先回、お酒の話を書いたが、今回もまたすこし話しをしてみたい。
中国ではまだ飲酒運転が野放し状態であり、ほとんどの人が酒を飲んで運転をする。
もちろん、中国パートナーの運転手の様に移動中一切酒を口にしない運転手も多いが
全体的には、まだまだ一部分にしか過ぎない様である。
中国では、宴席に運転手も加わって一緒に食事をする習慣になっているのでその辺の
状況はよく見える。 昔、商談の時には居なかった人が宴席に加わって1人で紹興酒を
6瓶ほど空けた。ところで、この方はどなたでしょうか?と聞いた時にウチの運転手です
と言う答えが返って来た時には自分の耳を疑ったモノである。
こんな事をしていたらダメだと思っていたが、最近大事な原料サプライヤの経営者の方
が飲酒運転で自損事故を起こして亡くなってしまうと言う悲しい出来事があった。
シートベルトもしていなかったと聞いた。 この辺の徹底が今後中国が更に国際社会の
仲間入りをして行く為の大きな課題ではないかと思っている。
いずれにしても、師走の出張を終えて本日の午後便で帰国する。
今回も、最後まで安全に全ての日程を終わる事が出来る様にと願っている。
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