私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

« ID-31を買う。 | メイン | 呼出符号の話② »

2011年12月13日 (火)

呼出符号の話①

免許を受けた無線局にはその局独自の呼出符号(コールサイン)が与えられる。

アマチュア無線局は勿論の事、ラジオやテレビにもそれは存在し、福井放送のJOPRや

JOPR-TV、四国放送のJOJRやJOJR-TVが放送局のコールサインだ。

アマチュア無線局の場合は通常頭に「J」の文字と、数字の入った6桁の英数字で構成

されている。 私のコールサイン ”JA5FUC ” を例に少し話を進めて見たい。

3桁目の数字は全国を10のエリアに分け、無線局の常置場所のある住所で決まる。

1(関東)2(東海)3(近畿)4(中国)5(四国)6(九州・沖縄)7(東北)8(北海道)9(北陸)

そして0(信越)と言う様になっている。 頭の2文字は最初JAからスタートしたが後半の

3文字がAAA~ZZZまで与えられるとJA →JH→ JR と言う様に変わって行った。

何故か、JA → JB → JC とは変わって行かないのが不思議なところである。

最初に免許を取得された局は後半のアルファベットが2文字で、貴重な局となっている。

その頃はこんなにもアマチュア無線の人口が増える事は想定してなかったからだろう。

また後半のアルファベット3文字の頭にYとZが付けばクラブ局(例:JA2YDX)それ以外

なら個人局を表すと言う様な決まりもある。またコールサインの割り当てにはSOS等の

通信上間違いやすい文字を含むモノ(JA1SOSやJA3OSO等)は除外されている。

この無線局の免許更新は5年に1回行われるが免許が切れて6ヶ月までは救済措置で

コールサインを復活させられるが6ヶ月を過ぎると新規開局する他の人に割当てられる。

ただ「JA」の局の再割当ては無いと聞いている。一度でも手放したら二度と戻って来ない

ので絶対忘れない様に大切に更新して行かなくてはならない。

私も、JA5FUCはあまり良いコールサインでは無いが、これからも大切にして行きたい。

  

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/316856/27590567

呼出符号の話①を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿