私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2011年11月

2011年11月23日 (水)

しょうもないグッズ

またしても押入の奥から「しょうもないグッズ」が見つかった。 名刺式のCD-Rだ。

これも昔台湾で買って来たモノだが、容量は30MBほどで形が角形をしている。

表面は白くてプリンター対応になっている。 表面に個人の名刺を印刷しCD-Rには

会社案内などのデータを入れて使用すれば面白いと宣伝して売っていたモノでこれは

遊び心のある良いグッズだと思い買って来たが、正直今までほとんど使用していない。

Meishicd01 Meishicd02 Meishicd03 Meishicd04

なぜなら、CD-ROMの機械がトレイ方式に変わり昔の様に中央の穴をCDケースの

固定台に留める時の様に差し込んで使用する方式では無くなったからだ。

こんな四角いモノを今のトレイに入れたらトラブルの元である。パッと見て面白いと思い

買って来たが、これもまた小生失敗の買い物であった。

娘が超安価なパソコンに釣られて高いプロバイダ料を2年ぐらい払わされる事になった

が、安くて面白いモノをついつい買ってしまうところは親に似たのかも知れない。

Meishicd07 Meishicd05 Meishicd06      

2011年11月22日 (火)

懐かしの1コマ①

身の回りの整理をしていると時々懐かしい写真が出てくる。

ポラロイドで撮った2枚の写真であるが、最初直ぐには年代と場所が判らなかった。

家内に聞いても、記憶が薄れてハッキリと特定出来なかったが無線機とパソコンそれに

小生の太り具合から「福井」に住んでいた頃の写真だと判明した。

たぶん平成8年(1996年)頃に撮った1枚だと思う。当時はアパマンハムではあったが

上階のお宅のベランダ手摺から向かい側の建物まで約40m長のワイヤー式ダイポール

アンテナを引っ張る事が出来たので7MHzの電波が良く飛んだ。 特に電信(モールス)

では、夜な夜なアメリカやヨーロッパの局と交信した事が段々と思い出されて来た。

少し前にご臨終を迎えた八重洲無線の「FTDX-401」もこの頃は現役バリバリだった。

パソコンはWindows機としては2台目に買ったNECのPC-9821Xa16の様だ。

確か、OSがWindows3.1からWindows95に代わった頃のパソコンだと思う。

この頃はまだMS-DOSと共存した仕様でWindowsはMS-DOSの領域で動作していた

様に記憶している。 しかし無線の交信記録の整理にはとても便利であった。

小生はちょうど今の会社に転職した45歳ぐらいの頃だが、髪の毛も多くまだこの先15年

ぐらいは十分に働ける健康な様子がうかがえる。人は過去を振り返ってはダメだと言うが

懐かしい写真と共に懐かしい時代が思い出されたひとときであった。

これから折に触れ、この様な懐かしい写真があれば紹介させて頂きたいと思っている。

Fukui_rig01 Fukui_rig02

2011年11月18日 (金)

ミニCDは何処へ

以前よく見掛けた直径8cmのミニCDメディアが姿を消してしまった。

何処かでは販売されているのかも知れないが、最近はショップでも見掛けなくなった。

ところが私はこのメディア(CD-R)を今でも大量に持っている。

実は、もうひと昔以上前になるが当時台湾で大量に買い込んで来たからである。

確か1枚日本円で¥10ぐらいまで値切った記憶があるがバラ売りもケース入りのモノ

もあり、買う枚数で値段が違ったので一度に大量に仕入れて来た様な訳である。

当時、レコードから代わったシングルCDもこの直径8cmの大きさのメディアであったが

最近のシングルCDはカラオケを入れて4曲ほどでも、12cmの普通の大きさのメディア

で販売されており、このミニCDは市場から姿を消してしまっている。

このミニCDはチョットした画像や、20分程度の音楽を誰かにあげる時は極めて効率が

良い大きさで、使い勝手は意外と良かったのに寂しい限りである。

普及しなかった要因としては最近パソコンのCDやDVDの機器が縦型になってしまって

しかも、センター穴での固定式が少なくなり、ミニサイズのメディアをトレイが保持すること

が難しくなった事が考えられる。 いずれにしても残されたメディアをいかに使うか時代の

流れの中で取り残された在庫を抱えて悩んでいる購買担当のオヤジである。

Minicd Cd_hold01 Cd_hold02 

2011年11月13日 (日)

せいこ蟹南国徳島へ

北陸の親友が、まだ生きているメスのズワイ蟹を徳島の自宅まで送ってくれた。

今年も11月6日からズワイ蟹が解禁になっており、これからしばらくの間、日本海側の

各地は蟹一色になる。 メスのズワイ蟹は地方によって呼び名が違い福井では「せいこ」

石川では「香箱(こうばこ)」などと呼ばれている。 

オスのズワイ蟹は主に「身」と「カニ味噌」が目当てであるのに対し、メスは「卵」が目当て

で食される。 「卵」には綺麗な朱色をした未成熟の「内子」と呼ばれるモノと、産卵準備が

整った少し黒ずんだ朱色をした「外子」と呼ばれる2つがあり、それぞれに食感が異なる。

私は、特に「内子」が好きだ。 素朴ではあるが何となく品の良い珍味である。

種族保護のため、この「せいこ蟹」はシーズン中オスよりも一足お先に漁が禁止となる。

昔北陸の人達は、この「せいこ蟹」をおやつ代わりに食べていたと言う話をよく聞くが今は

高価な食材になってしまった。 私は北陸で蟹を食べる時には2月以降、リーズナブルな

「水蟹」(脱皮したばかりの蟹)が出るまで辛抱する様にしているが今年は友人のお陰で

年内に初物を頂くことが出来たのでとても喜んでいる。

調理は、海水と同じくらいの濃度の塩水で甲羅を下にして15分ほど茹で上げたらOKだ。

やはり、到着した時に生きている様なカニを茹で上げてすぐに食べるのは最高である。

この日ばかりは夫婦の会話が無くなった我が家の食卓であったが、友人には感謝だ!!

Seiko01 Seiko02 Seiko03 Seiko04

2011年11月12日 (土)

PTTスイッチ完成

世間ではTPPへの日本の参加問題が連日報道されているが、私は週末PTTで忙しい。

PTT(プレスtoトーク)、つまりボタンを押して送信、離して受信を行う無線のスイッチの事

で、以前のブログでも書いたが同じアマチュア無線をするなら、航空管制官と同じ装置で

無線機を操作したいと思い立ち、先ずは米国プラントロニクス社のヘッドセットを揃えた。

しかし、やはり同社のPTTスイッチSHS-1890が無いと今ひとつ臨場感が出ない。

しかし、この装置は完全なプロ用機器であり日本では航空管制の関係者しか入手が出来

ない。 そこで輸入代行業社に頼んで、米国本国から直接輸入する手配をしていた。

その国際宅急便が、ちょうど7日の月曜日、私が大阪に出張した日に自宅に到着した。

Kokusaibin Shs1890_11 Shs1890_12 Shs1890_13

価格はプロ仕様と言えども現在の円高も手伝い小遣いの範囲内で十分に購入出来た。

対象品は輸入関税も掛からず、輸入代行業社に¥1800の手数料と国際宅急便の運賃

(約¥1700)を別途支払う事になるが、商品はおよそ2週間ほどで到着した。

そこで週末は先日自作加工した接続器を介して無線機をコントロールする設置を行った。

このPTTスイッチの内部にはアンプが組み込まれており無線機からの電源が必要になる。

配線間違いだけが心配されたが、接続後の試験結果は良好。 無事に送受信が出来た。

これからは、航空管制官の気分になってアマチュア無線が100倍楽しくなる事だろう!!

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2011年11月 5日 (土)

パイルアップ競争

本日もアマチュア無線の事について書いてみたい。

私は愛知県の「春日井アマチュア無線クラブ」を中心に全国に沢山のハム仲間がいる。

ハム仲間は結束も固く何かにつけて協力し合うところがある反面、普段は交信出来ない

珍局を呼ぶ時などは競争になる事がある。世界のイベント記念局や、アマチュア局数が

極めて少ないアフリカの局、南極の基地局などが出ている時がそうである。

交信したい世界中のアマチュア無線局が一斉に自分のコールサインを叫んで呼ぶ。

これを無線用語でパイルアップと言うが、まさに取って貰えるかどうかの競争である。

呼ばれる側は、呼んで来る無数の局の電波が一斉に飛び込んで来る訳で、まともな音

にならないのが常である。しかしそんな中でもちゃんと相手にコールサインを取って貰い

交信に至れる局がいる。 しかもそう言う局はいつも決まって同じ局である事が多い。

最初は、違法にパワーを出している局なのかとも思ったが、必ずしもそうでは無い。

小さいパワーの局でも、いつもチャッカリと持って行ってしまう局がいるのである。

結論から言うと、金儲けも同じ様なモノで皆と同じ事をしていてはダメだと言う訳である。

つまり、他の局と違った特徴を出して相手に如何にして取って貰うかと言う事なのだ。

ハイパワーもその1つには違いないが、免許の資格で出せるパワーは決まってしまう。

結局は、パイルアップの中でも拾って貰える「音」を作り上げる事が必要になって来る。

このため私も、イコライザーやコンプレッサーマイクを使用して、取って貰い易い音を作り

出す努力をして来たが、最近はこの様な機器が普及して、多くの局が利用している。

これからは何の付加も加工も無いシンプルな音の方が逆に効果が出るのかも知れない。

Fam13 Am808g

2011年11月 3日 (木)

オンエア再開に向けて

徳島で本格的にハムライフを楽しむための準備は順次着々と進んでいる。

と言っても相変わらずアパマンハム(アパートに住むアマチュア無線局)であることには

変わりはなく、現在も長距離通信用のアンテナは上げる事が出来ないでいる。

しかしながら、4階のベランダに上げた430MHz帯の15エレメントの八木アンテナからは

紀伊水道を越えて有田のレピータ(中継機)まで電波が飛んでいる事は確認されている

ので、主に430MHz帯のSSBで関西方面の局を中心にコンタクトしたいと思っている。

430mhzant01 Newsetup01

ただ、写真でもお判りの通り、徳島の私の無線機群は使い勝手が非常に悪い。

無線機の置き場所が高い事もあって、長時間交信していると首が痛くなってしまう。

低い位置にマイク置きの棚なども作って見たがイマイチであり、何とか良い方法はないか

と模索したところRS-232C接続でパソコンから無線機を制御出来るソフトが見つかった。

しかもこれが外国のアマチュア無線局が製作したフリーのソフトであった事が嬉しい。

Hrd01

早速パソコンデスクから無線機をコントロールして見たが、マウスのスクロールで周波数

が変えられたり、クリックでボタン操作などが出来、とても便利である。 首も全く疲れない。

私が無線を始めた頃には考えもつかなかったシステムに、時代の流れを感じてしまう。

いずれにしろ、これで長らくお休みをしていた本格的オンエア再開の準備は整った。