酒場放浪記に学ぶ
私の好きなテレビ番組に吉田類の「酒場放浪記」と言う番組がある。
BS-TBSで毎週月曜日の午後9時から放送の1時間番組だ。 詩人で俳人の吉田類氏
が、東京を中心に全国の酒場を巡って人々と触れあい、飲み屋を紹介をする番組で毎週
15分ずつ、4軒の飲み屋(居酒屋)と店を代表する肴(料理)が紹介される。
高級店はほとんどなくて、どれもみな気軽に立ち寄れる店ばかりであるところに親しみが
あって良い。 ほとんどが千円札1枚か2枚もあれば十分に楽しめる店である。
酒があまり強くない私にとっては特に飲むと言う事に憧れる一面があるのかも知れない。
この番組で気付いた事が1つある。 関東には「ホッピー」の酒文化が根付いている事だ。
私もこの番組を見る様になるまで、「ホッピー」と言う飲み物が有るのを知らなかった。
ホッピーとはビールの様な麦芽飲料でアルコール分は極めて少ないが、ジョッキ半分ほど
の焼酎をこのホッピーでハイボールの炭酸の様に割って飲むのが一般的である。
ビールの様に白ホッピーと黒ホッピーの2種類があり、好みのホッピーを注文して割る。
このホッピー、もちろん名古屋にも関西にも置いている店はあると思うが、私はいままでに
飲んだ事もなければ、飲んでいる人を見掛けた事もなかった。
単に私が知らなかっただけではなく、ここには関東と関西の酒文化の違いがあると思う。
酒を飲んで回るだけの番組からでも教わる事は色々とある様だ。
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